
経理職は税務や決算など、会社経営には欠かせない重要なお仕事。
しかし次のような理由から、転職を考えている人もいるかもしれません。
- 単純な入力作業の繰り返しに成長を感じない
- 財務分析やデータ活用など戦略的な業務に関われない
- 税務や会計制度の変更対応などの重要業務が任せてもらえない
経理職の人が転職を考えたなら、経理向けの転職エージェント・サイトの利用がおすすめ。
経理職に精通しているコンサルタントが、あなたの希望に合った転職ができるようにサポートしてくれるからです。
当記事では、経理職におすすめの転職エージェント・サイト11社を厳選して紹介。
サービスの特徴やおすすめのポイントもわかりやすくまとめました。
さまざまな視点から経理職の転職について解説しているので、転職する際にはぜひ参考にしてください。
経理向けおすすめ転職エージェント・サイト厳選11社を詳しく紹介
それでは早速、当編集部が独自に選んだ経理向けおすすめ転職エージェント・サイト11社を紹介していきます。
それぞれのサービスには特徴があります。
わかりやすくまとめてあるので、自分に合ったサービスを見つけてくださいね。
MS-Japanは経理のプロフェッショナルにサポートしてほしい人におすすめ
- 35年間の経理・財務職専門の転職支援ノウハウがある(※)
- 取り扱い求人45,000件以上のうち90%超が非公開求人である(※)
- 経理職特化の充実サポート体制
経理特化のプロフェッショナルによる手厚いサポートを受けたい人は、MS-Japanがおすすめです。
35年間にわたり管理部門・士業に特化してきた実績があるからです。(※)
MS-Japanには、経理・財務の転職市場を熟知したキャリアアドバイザーが在籍。
あなたとのヒアリングを通して、キャリアと希望に合わせた転職先を提案してもらえます。
MS-Japanは、45,000件以上の求人を保有しており、うち90%以上が非公開求人。(※)
他では見つけられない魅力的なポジション求人を多数取り揃えています。
一般には公開されていない「新規事業立ち上げ」「株式公開(IPO)準備企業」優良企業の経理職」などが挙げられますね。
さらに、職務経歴書の添削や面接対策、年収交渉まで、すべて無料でサポートを受けられます。
MS-Agentのサービスを利用した方の90%以上が「次回も利用したい」と回答するほどの高い満足度を誇っていますよ。(※)
経理への転職を考えているなら、まずはMS-Japanに無料登録して、専門アドバイザーに相談してみてはいかがですか。
運営会社 | 株式会社MS-Japan |
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公式サイト | https://www.jmsc.co.jp/ |
求人エリア | 全国、海外 |
対応業種 | 経理・財務、人事・総務、法務・知的財産、経営企画・内部監査、広報・IR・マーケ・購買、秘書・オフィスワーク、会計事務所・監査法人、法律・特許事務所、社会保険労務士事務所、コンサルティング、役員、金融、その他 |
取引企業の特徴(例:上場、外資系、IPO準備など) | 外資系、株式公開準備 |
※「MS-Japan」公式サイトより(2025年5月19日時点)
アガルートキャリアは好条件の転職先を見つけたい人におすすめ
- 経理・財務領域専門のコンサルタントによる精度なマッチングが可能
- 高年収・好条件の非公開求人が豊富(※)
- アガルートアカデミーとの独自ネットワークで希少ポジションの紹介が可能
アガルートキャリアは、経理・財務に完全特化した転職エージェント。
好条件の転職先を見つけたい人は、アガルートキャリアがおすすめです。
経理・財務領域専門のコンサルタントが転職市場の最新動向を熟知した上で、あなたの経験やスキルに合った求人を高い精度で紹介できるからです。
下記のような好条件求人を多数保有しています。(※)
- コンサルティングファーム:年収980万円
- 監査法人:年収860万円
- 半導体メーカー:年収750万円
国内人気企業だけでなく、外資系企業や成長著しいスタートアップまで、一般公開されていない非公開求人へのアクセスが可能です。
加えて、アガルートキャリアはアガルートアカデミーとのグループ連携による独自のネットワークを保有。
CFO候補や上場準備中の企業など、キャリアアップにつながる魅力的なポジションの紹介もしてもらえます。
職務経歴書の作成から面接対策、条件交渉まで、経理職特有の選考に精通したサポートが受けられるので、ぜひ登録を検討してください。
運営会社 | 株式会社ファンオブライフ |
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公式サイト | https://agaroot-career.jp/ |
求人エリア | 全国 |
対応業種 | 法律事務所・弁護士法人、監査法人・会計・税理士事務所メーカー、商社、金融・保険、IT・インターネット・通信、製薬・ヘルスケア・医療機器、インフラ・エネルギー、マスコミ・広告・メディア、コンサルティング、教育・人材、運輸・物流・倉庫、不動産・建設、流通・小売・サービス、エンターテインメント |
取引企業の特徴 | 上場、外資系、上場企業、上場準備中 |
※「アガルートキャリア」公式サイトより(2025年5月19日時点)
ジャスネットキャリアは長期的なキャリア構築を考える経理職の人におすすめ
- 会計・税務・経理・財務分野に完全特化した26年以上の実績あり
- 現場責任者から得た質の高い非公開求人保有(※)
- 転職後も続く「生涯キャリアサポート」の充実
長期的なキャリア構築を考える経理職の人は、ジャスネットキャリアがおすすめ。
単なる転職支援にとどまらない総合的なキャリア支援を行っているからです。
ジャスネットキャリアは1996年に公認会計士が創業した老舗の転職支援サービス。
26年以上にわたり会計・税務・経理・財務分野に完全特化してきた実績があり、会計・経理分野のキャリアを一生涯サポートしてくれます。
7,000社以上の取引実績企業との強固なネットワークを持ち、現場責任者から直接得た第一次情報を基にした非公開求人を多数保有。(※)
扱っている求人は下記のように幅広く、20代の若手から40代以上の管理職まで、あなたのキャリアステージに合った求人の提案が可能です。
- 国内上場企業
- 監査法人
- 会計事務所
- 税理士法人
- 外資系企業
- 株式公開前のベンチャー企業
そのうえ、転職後も「経理実務の学校」による実践的な教育サービスや「経理の薬」による無料個別相談会などを通じて、あなたのスキルアップを継続的にサポート。
将来的に独立を考えている方には独立サポートサービスまであり、転職以外に独立も視野に含めている方も検討してみてはいかがでしょうか。
運営会社 | ジャスネットコミュニケーションズ株式会社 |
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公式サイト | https://career.jusnet.co.jp/ |
求人エリア | 全国 |
対応業種 | IT・情報通信、メーカー、商社、物流・運輸・インフラ、サービス、アウトソーシング・シェアード、監査法人・税理士法人・コンサルティングファーム、金融、不動産・建設、その他 |
取引企業の特徴 | 業界大手企業、上場企業・株式公開企業、上場企業グループ、外資系企業、ベンチャー企業 |
※「ジャスネットキャリア」公式サイトより(2025年5月19日時点)
コトラはハイクラスな経理ポジションを目指す人におすすめ
- ハイクラス経理ポジションに特化している
- 上位ポジションの非公開求人を多数保有(※)
- 無料で「コトラ価値観診断」は利用できる
ハイクラスな経理ポジションへのキャリアアップを目指している人は、コトラがおすすめです。
経理・財務領域のCFOや財務/経理マネージャーなど、上位ポジションの非公開求人を多数保有しているからです。(※)
コトラは金融・コンサル・経営幹部に特化したハイクラス転職エージェントとして、4,000社以上の企業ネットワークを保有。(※)
全求人の約8割を占める非公開求人の中には、一般には公開されない戦略的な経理人材採用案件が含まれています。(※)
加えて、有効求人数27,000件という規模の中から、あなたのキャリアと希望に合ったポジションを紹介してもらえますよ。(※)
公式サイトによると、「金融業界約1,600社」「コンサル・監査法人約400社」「事業会社約2,000社」との取引実績があります。(※)
さらに、コトラの「価値観診断」サービスを利用すれば、希望するキャリアとのマッチングをより精度高く行えます。
あなたの価値観や強みを25項目から分析してくれる仕組みとなっているからです。
どこのサービスを利用しようか迷っている人は、まずは価値観診断からテストしてみてはいかがでしょうか。
運営会社 | 株式会社コトラ |
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公式サイト | https://www.kotora.jp/ |
求人エリア | 全国、海外 |
対応業種 | 金融、銀行、投資銀行、証券、保険、生命保険、損害保険、投信投資顧問、コンサルティング会社、シンクタンク、監査法人、不動産、建設、会計・税務、情報通信・IT、法律、商社、広告・出版・マスコミ、食料品、自動車、電機機器、化学、化粧品、機械、日用品メーカー、その他メーカー、サービス、教育、公務、電気・ガス、運輸、卸売・小売、鉱業、メディカル、農林水産、飲食・宿泊、事業会社、人材紹介、その他、 |
取引企業の特徴 | 外資系金融機関、日系金融機関、ブティック型投資銀行、専門金融会社、ファンド運営会社、不動産関連企業、コンサルティングファーム、事業会社 |
※「コトラ」公式サイトより(2025年5月19日時点)
転ナビ経理は現職に知られずに転職活動したい経理職の人におすすめ
- 匿名プロフィールで転職活動ができる
- 「スカウト受信」「匿名エントリー」「正式エントリー」の求人応募方法で転職活動ができる
- 公認会計士・税理士が代表を務める経理職特化の転職支援サービスである
現職に知られることなく転職活動したい人は、転ナビ経理がおすすめです。
個人が特定されない匿名プロフィールを活用した独自のシステムを採用しているからです。
多くの人が経験する「登録した転職サイトの情報から現在の職場やグループ会社の採用担当者に知られてしまう」という不安や気まずさから解放されます。
具体的には、企業からのスカウトを受けつつも、自分のタイミングで企業へ匿名エントリーすることが可能です。
所属企業の名称を含む情報や個人情報を使用しないで転職活動ができるためですね。
また、「企業からの直接スカウト」「企業への直接応募」「匿名を使用した企業への応募」のすべてが可能なのは転ナビ経理だけです。
加えて、公認会計士・税理士の代表取締役が運営する専門性の高いサービスなので、経理職特有の悩みや希望を理解しているのもポイント。
専任エージェントが転職活動前の相談から面接対策、入社まで一貫してサポートしてくれます。
約100名の従業員体制と税理士法人をグループ会社に持つ強固な事業基盤で、不安なく転職活動を進められますよ。(※)
転ナビ経理が気になる人は公式サイトをチェックしてみてください。
運営会社 | 株式会社ビジネスビジョン |
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公式サイト | https://tennavi.com/ |
求人エリア | 全国 |
対応業種 | 非公開 |
取引企業の特徴 | 非公開 |
※「転ナビ経理」公式サイトより(2025年5月19日時点)
WARCエージェントは経理職で年収アップを目指す人におすすめ
- 年収アップ額平均150万円と高水準である(※)
- 経理財務を熟知した専門アドバイザーがサポート
- 幅広い優良求人ネットワークを保有
経理職で年収アップを目指す人は、WARCエージェントがおすすめ。
転職後の年収アップ額は平均150万円とかなり高い水準を実現しているからです。(※)
WARCエージェントは経理・財務、管理部長など管理部門に特化した転職エージェントです。
デロイトトーマツFAや楽天、リクルートといった大手企業出身の専任アドバイザーが10名以上在籍しており、経理財務領域の転職支援に精通。
大手上場企業からIPO準備中のベンチャー企業まで、あなたに合った求人を紹介してくれます。
そのうえ、WARCエージェントの満足度は驚異の98%。(※)
満足度の高さは、応募から入社手続きまでを細やかにサポートする手厚いサービスの証といえるでしょう。
単なる求人紹介ではなく、あなたのキャリアに寄り添ったサポートが受けられるのも魅力です。
コーチング・カウンセリングに精通したアドバイザーもいるからこそできる強みです。
最短1分で登録完了、無料で専任アドバイザーがサポートしてくれるので、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
運営会社 | 株式会社WARC |
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公式サイト | https://agent.warc.jp/ |
求人エリア | 全国 |
対応業種 | 非公開 |
取引企業の特徴 | 大手企業、ベンチャー企業 |
※「WARCエージェント」公式サイトより(2025年5月19日時点)
ヒュープロは経理職でより好条件・好待遇の転職を目指す人におすすめ
- 業界トップクラスの豊富な求人数を保有(※)
- 経理・財務に特化した転職エージェントである
- 転職成功率を高めるサポート体制
経理職でより好条件・好待遇の転職を目指す人は、ヒュープロがおすすめ。
豊富な公開求人に加え、好条件の非公開求人も多数保有しています。
働きやすい個人事務所からコンサル業界に強いだけあって、業界最大手BIG4、プライム上場企業まで幅広く紹介可能となっています。(※)
ヒュープロは税理士、公認会計士、経理・財務などの専門領域に完全特化したエージェントであり、税理士・会計業界専門求人サイトとして公開求人数No.1を獲得。(※)
他の総合型エージェントと違い、経理という専門領域のキャリアや企業ごとの特性を熟知したコンサルタントが、あなたの転職をトータルサポートします。
「レジュメ添削後の書類通過率は20%アップ」「面接対策後の選考通過率は30%アップ」という具体的な実績があり、効率的に転職活動を進められますよ。(※)
また、大学と共同開発の独自スコアリングシステムにより、あなたのスキルや経験が適正に評価され、現職より好条件での転職を実現できる可能性もアップ。
そのうえ、たった10分の無料電話相談で市場価値がわかるサービスや、面談内容に基づいた求人提案など、忙しい経理職の人でも効率良く転職活動を進められます。
書類選考や面接の通過後の日程調整も代理で行ってくれるため、在職中の転職活動でも心配ありません。
内定後の年収交渉までしっかりサポートしてくれるので、転職後の年収アップも目指している人は、ぜひヒュープロの利用を考えてみてはいかがですか。
運営会社 | 株式会社ヒュープロ |
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公式サイト | https://hupro-job.com/ |
求人エリア | 全国 |
取引企業の特徴 | IPO準備、外資系企業、ベンチャー企業、上場企業 |
※「ヒュープロ」公式サイトより(2025年5月19日時点)
経理求人ナビは自分のライフスタイルに合わせた経理職を探したい人におすすめ
- コンサルタント全員が「経理経験者」である
- 勤務時間や扶養内など柔軟な働き方に対応可能
- 応募から就業後まで同じ担当者がフォローしてくれる
自分のライフスタイルに合わせた経理職を探したい人は、経理求人ナビがおすすめです。
経理の仕事内容や必要なスキル、業界事情を熟知したプロが、あなたの経験やキャリアプランを深く理解した上で求人を紹介してくれるからです。
経理求人ナビは、コンサルタントが全員「経理経験者」というのが、他社にはない大きな特徴。
経理職特有の悩みや不安、希望条件などを正確に把握できるのは、実際に経理の仕事を経験したコンサルタントならではの強みです。
あなたが働き方に関して「週3日から始めたい」「扶養内で働きたい」「フルタイムだけど残業は少なめが希望」などの条件がある場合も、柔軟に対応可能。
勤務時間は1日5時間~フルタイムまで、週2日から週5日まで、扶養内・時短などのパートタイム勤務も選べます。(※)
また、大手上場企業から地元の会計事務所まで多種多様な求人を持っているため、あなたの希望に合った職場が見つかりやすいでしょう。
さらに、応募から紹介までを同じコンサルタントが一貫してフォローする担当制を採用。
何度も同じ説明をする必要がなく、就業後も何か困ったことがあれば気軽に相談できます。
履歴書や求人票からは分からない詳細な情報も提供してくれる点も魅力です。
たとえば、業務の流れや内容だけでなく、職場の雰囲気や担当者の人柄などが挙げられます。
OAスキルに自信がない人向けには無料のOA研修も実施しているため、スキルアップしながら転職活動を進めたい人は、ぜひ登録を検討してください。
運営会社 | プロフィット株式会社 |
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公式サイト | https://www.keiri-kyujin.jp/ |
求人エリア | 全国 |
対応業種 | 一般企業、大手・上場企業、外資系企業、会計事務所・税理士法人、社労士事務所・社労士法人、公益法人、医療法人・福祉法人、その他 |
取引企業の特徴 | 一般企業、大手・上場企業、外資系企業、ベンチャー企業 |
※「経理求人ナビ」公式サイトより(2025年5月19日時点)
アカナビはミスマッチの少ないサービスを利用したい人におすすめ
- 専門性の高い詳細情報を提供している
- 多様な働き方に対応した柔軟な求人検索が可能
- プライバシーに配慮したスカウト機能が利用できる
ミスマッチの少ないサービスを利用したい人は、アカナビがおすすめです。
アカナビは会計事務所・経理専門の求人サイトとして、求人先が求める専門性の高い詳細情報を提供しているからです。
アカナビが提供している詳細情報は次の通り。
- 求人先が求めるスキル
- 募集背景
- 組織構成
- 事務所の雰囲気・風土
一般的な転職サイトでは得られない、経理職ならではの情報が豊富に掲載されており、転職後のミスマッチを防げます。
加えて、多様な働き方に対応した求人を細かな条件で検索が可能。(※)
- 週2日~勤務
- 在宅
- 扶養内
- ブランク歓迎
- 未経験歓迎
- 勉強をサポートする環境
給与や勤務時間などの基本条件だけでなく、実際に現場で働く方の視点に立った情報も掲載されているので、入社後のイメージが具体的に湧くでしょう。
さらに、アカナビではマイページに登録した情報をもとに、企業からスカウトを受け取れる機能も提供しています。
「積極的に転職活動をする時間はないけれど、いい求人があれば検討したい」という人にもぴったりです。
プライバシーにも配慮されており、現職企業からの検索・スカウトを防止するブロックリスト機能も用意されているのもポイント。
スカウトを受けた場合も、応募前の質問・確認では個人情報が開示されない仕組みになっているため、情報収集にも活用できます。
無料で利用できるので、まずは会員登録をして、詳細な求人情報やスカウト機能を試してみてください。
運営会社 | 株式会社レックスアドバイザーズ |
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公式サイト | https://kaikeizeimu.jp/ |
求人エリア | 全国、海外 |
対応業種 | 会計事務所・税理士法人、監査法人、一般企業、金融機関、コンサルティングファーム、その他士業事務所、官公庁(国税等) |
取引企業の特徴 | 一般企業 |
※「アカナビ」公式サイトより(2025年5月19日時点)
人材ドラフトは自分から動かず経理職へ転職したい人におすすめ
- 「オファー受信機能」で企業からスカウトが届く
- 「気になる」機能で求職者と企業が互いに意思表示できる
- 会計業界特化の豊富な求人数と実績がある
自分から動かず経理職へ転職したい人は、人材ドラフトがおすすめです。
会計業界特化のサービスならではの「待ちの転職活動」ができるからです。
人材ドラフトは経理・財務・税務会計分野に特化した国内最初の就・転職インターネットサービス。
人材ドラフトならではの「オファー受信機能」を使えば、企業の採用担当者から直接スカウトが届くため、自分で求人を探す手間が省けます。
プロフィールに希望条件や保有資格、経験などの情報を詳しく登録すればするほど、マッチした企業からオファーを受け取るチャンスが増えるのも特徴。
また、「気になる」機能を使えば、求職者と企業が双方から「気になる」を送り合え、「両想い」状態になれば、採用確率が高まります。
在職中で積極的に転職活動をする時間がない人でも、こうした機能を活用すれば効率的に転職活動が進められるでしょう。
プライバシーにも十分配慮されており、応募するまで氏名や住所、電話番号などの個人情報は企業に開示されません。
さらに、現在勤務している企業や過去に勤務したことのある企業をブロックする機能もあるので、転職活動が勤務先に知られる心配も少ないです。
もし転職活動をより手厚くサポートしてほしい場合は、エージェントサービスも利用できるので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。
運営会社 | 株式会社人材ドラフト |
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公式サイト | https://www.jinzai-draft.com/ |
求人エリア | 全国 |
対応業種 | 一般企業、外資系企業、会計事務所・税理士法人、社会保険労務士事務所・社会保険労務士法人、コンサルティング会社、監査法人、銀行、証券会社、その他 |
取引企業の特徴 | 一般企業、外資系企業 |
※「人材ドラフト」公式サイトより(2025年5月19日時点)
SYNCAは自分の市場価値を正確に把握したい経理職の人におすすめ
- 経営管理部門に特化した転職サイトである
- エビデンスベースの市場価値診断機能が利用できる
- 企業への直接応募とスカウト受信の双方からアプローチできる
自分の市場価値を正確に把握したい経理職の人は、SYNCAがおすすめです。
あなたのスキルを可視化してタグとして表示し、結果に応じた適切な年収がわかるからです。
SYNCAは「経理」「財務」「人事」「労務」「法務」などの経営管理部門に特化した転職サイト。
上場企業のCFO経験者が監修した精度の高いスキル分解システムを導入しており、あなたの市場価値を評価してくれます。
さらに「戦えるレジュメ」作成機能を使えば、情報登録をするほど自己理解が深まり、企業からの注目アップに役立つことでしょう。
求人探しの面では、企業への直接応募とスカウト受信の双方からアプローチできるため、多くの選択肢からあなたに合った転職先候補を選べます。
中小~大手企業、ベンチャー企業まで幅広い求人を掲載しており、年収600万円以上のハイクラス求人やCFO・部長クラスのポジションも多数。(※)
自分のスキルや市場価値を客観的に把握したい人や年収アップを目指している人は、SYNCAを利用してみてはいかがですか。
運営会社 | 株式会社WARC |
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公式サイト | https://candidate.synca.net/ |
求人エリア | 全国 |
対応業種 | IT・インターネット、メーカー、コンサルティング、商社・流通・小売・サービス、広告・マスコミ・エンタメ、金融・不動産・建設、医薬・医療・メディカル、インフラ・公共、その他 |
取引企業の特徴 | 一般企業 |
※「SYNCA」公式サイトより(2025年5月19日時点)
【職種別】おすすめ経理向け転職エージェント・サイト3選
経理職といっても業務内容は多岐にわたります。
転職を考えている人の中には、具体的に就きたい職種が決まっている人もいるのではないでしょうか。
この章では、職種別におすすめの経理向けサービスを3社ずつ厳選して紹介していきます。
会計事務所・税理士法人におすすめの転職エージェント・サイト
会計事務所・税理士法人への転職を目指している人は、「アカナビ」「ヒュープロ」「ジャスネットキャリア」がおすすめです。
専門的な税務・会計知識や実務経験が重視される傾向なため(※)、特化したサービスを選ぶことが重要だからです。
(※参考:経理の実務経験者はどれくらい重視されるの?経験年数と年収目安)
会計事務所や税理士法人への転職は、一般企業の経理職とは求められるスキルや業務内容が大きく異なります。
会計事務所・税理士法人専門の求人を豊富に持ち、業界特有の採用傾向や働き方を深く理解したアドバイザーがいるサービスを利用することで、転職成功の可能性が大きく高まりますよ。
アカナビは「会計事務所・経理専門の求人サイト」と明確に謳っており、会計事務所の求人を中心に幅広く取り扱っています。
「会計事務所・経理に特化した求人サイト」であるため、専門特化しているからこそ得られる詳細な情報を提供しています。
求人検索も「週2日~勤務」「在宅」「扶養内」「ブランク歓迎」など細かな条件設定が可能で、ライフスタイルに合った会計事務所を探せるでしょう。
ヒュープロは公認会計士・税理士が代表を務めるサービスという強みを持ち、「税理士・会計業界専門求人サイト公開求人数No.1」を謳っています。(※)
大学と共同開発の独自アルゴリズムによるスキルのスコアリング化を導入しており、会計事務所と求職者のマッチング精度の高さが特徴です。
ジャスネットキャリアは公認会計士が1996年に創業した老舗エージェント。
「会計事務所・税理士法人、大手上場企業、監査法人」など取引実績企業が7,000社以上と幅広いネットワークを持っています。(※)
会計事務所での経験を活かして一般企業に転職するなど、キャリアの幅を広げる転職も支援しています。
会計事務所や税理士法人への転職を考えている人は、自分の希望条件や将来のキャリアビジョンを考えてみましょう。
希望する分野に強みのある特化型転職エージェントを利用するのがおすすめです。
サービス名 | おすすめ理由 |
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アカナビ | ・会計事務所・経理専門の求人サイトとして特化 ・事務所の雰囲気や風土まで詳細な情報提供 ・「週2日~勤務」「在宅」「扶養内」など柔軟な働き方の求人も豊富 ・求人情報を毎日更新で最新の案件にアクセス可能(※) |
ヒュープロ | ・税理士・会計業界専門求人サイト公開求人数No.1の実績(※) ・公認会計士・税理士が代表を務める専門性の高さ ・大学と共同開発の独自アルゴリズムによるマッチング精度 ・独立開業支援まで視野に入れたキャリアサポート |
ジャストネットキャリア | ・公認会計士が創業した1996年設立の老舗エージェント ・7,000社以上の取引実績企業との強いネットワーク(※) ・会計事務所と一般企業の両方の求人に精通 ・「経理実務の学校」など教育サービスも展開し継続的なサポート |
※各転職エージェント公式サイトより(2025年6月時点)
決算業務を希望する人におすすめの転職エージェント・サイト
決算業務を希望する人は、「WARCエージェント」「MS-Japan」「コトラ」がおすすめです。
決算業務は経理職の中でも専門性が高いため、幅広い企業とのネットワークを持ち、決算業務の専門性を理解したアドバイザーがいるサービスを選ぶことが重要だからです。
決算業務は、企業の規模や上場/非上場の状況、国内基準/IFRS対応などによって求められるスキルや経験が大きく異なります。
特に上場企業の決算業務や連結決算、IFRS対応などの、高度な決算スキルが活かせるポジションを紹介できる転職エージェントは限られているのが現状です。
決算分野に強みがあるサービスを利用することで、スキルに見合った好条件の転職先を見つける可能性が高まります。
WARCエージェントは、IPO準備中含む紹介可能なベンチャー企業500社、ハイクラス求人企業1,100社超という実績を保有。(※)
決算業務のスキルが特に重視されるIPO準備企業の求人に強みを持っています。
経験豊富な専門アドバイザーが在籍しており、決算業務の専門性を正確に評価し、適切な求人を紹介してもらえる点が魅力です。
MS-Japanは、90%以上が非公開求人。
大手からBIG4、上場企業からIPO準備中の企業まで幅広い決算関連の求人を保有しています。(※)
管理部門に35年間特化した専門知識を持つアドバイザーが、あなたの決算スキルを適切に評価し、キャリアアップにつながる転職先を紹介してくれるでしょう。
コトラは「金融業界約1,600社」「コンサル・監査法人約400社」「事業会社約2,000社」との取引実績を保有。
特に「ハイクラス・エグゼクティブ転職」に強みを持つ転職エージェントです。(※)
決算責任者やCFO候補など、上位ポジションへのキャリアアップを目指す決算のエキスパートにぴったりのサービスと言えます。
連結決算やIFRS対応などの高度なスキルを持っている場合は、スキルに見合った報酬や職場環境の提供ができる企業を紹介してくれるサービスがおすすめです。
サービス名 | おすすめ理由 |
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WARCエージェント | ・IPO準備中の企業500社以上の求人を保有(※) ・デロイトトーマツFA出身など決算に精通したアドバイザー ・ハイクラス求人企業1,100社超による厳選された求人(※) ・転職後の年収アップ額平均150万円の実績(※) |
MS-Japan | ・全求人の90%以上が非公開求人という強み(※) ・管理部門に35年間特化した専門知識を持つアドバイザー(※) ・大手上場企業から会計事務所まで幅広い求人 ・決算スキルを重視した正確なマッチング |
コトラ | ・金融1,600社、コンサル400社など幅広いネットワーク(※) ・上場企業CFO経験者による「価値観診断」機能 ・ハイクラス・エグゼクティブポジションに強み ・決算責任者やCFO候補などキャリアアップ転職に向いている |
※各転職エージェント公式サイトより(2025年6月時点)
管理会計・経営企画を希望する人におすすめの転職エージェント・サイト
管理会計・経営企画を希望する人は、「SYNCA」「コトラ」「WARCエージェント」がおすすめです。
経営層に近いポジションの紹介ができる転職エージェントを選ぶことが重要だからです。
管理会計や経営企画志向の経理職は、単なる数字の処理だけでなく経営に近い視点からの分析力や戦略的思考力が求められる職種。
経営管理部門に精通し、CFOや経営幹部に近いポジションの求人を多く持っているサービスの利用は、今後の転職成功を考えるうえで大切なポイント。
キャリアの可能性を大きく広げる強力なパートナーとなるでしょう。
SYNCAは経営管理部門に特化したサービスで、上場企業のCFO経験者が監修した精度の高いスキル分解システムを導入している点が特徴的です。
経理職のスキルを可視化してタグとして表示する独自機能により、管理会計のスキルや経営視点の強みを適切に評価してもらえます。
コトラは「金融・コンサル・経営幹部のハイクラス・エグゼクティブ転職」に特化したサービス。
「企業のカルチャーや面接官の特徴を踏まえた上での、面接アドバイス」に力を入れているのが特徴です。
経営層に近いポジションの面接で重視される戦略的思考力や、経営視点のアピール方法を的確にアドバイスしてもらえます。
WARCエージェントは、経営管理部門のハンズオン支援やM&Aアドバイザリー事業なども手がける会社が運営。
経営管理部門における管理会計や、経営企画の機能と役割を深く理解したコンサルタントが多数在籍しています。
IPO準備中の企業500社以上の求人を持ち、成長企業での管理会計・経営企画ポジションへの転職をサポートしてくれます。(※)
管理会計や経営企画志向の経理職転職を考えている人は、経営に近いポジションの求人を多く持ち、戦略的思考力や分析スキルを適切に評価できるサービスの利用がおすすめです。
特に「経理からのキャリアチェンジ」や「経営層を目指すキャリアアップ」を考えている人は、より広いキャリアの可能性を見出せるでしょう。
サービス名 | おすすめ理由 |
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SYNCA | ・上場企業CFO経験者監修のスキル分解システム ・経営管理部門に特化したサービス ・管理会計スキルを可視化するタグ表示機能 ・「戦えるレジュメ」作成で経営視点の強みをアピール |
コトラ | ・金融・コンサル・経営幹部に特化した求人 ・4,000社以上の企業ネットワーク(※) ・ハイクラス転職に特化した面接対策 ・経営層に近いポジションを多数保有(※) |
WARCエージェント | ・経営管理部門のハンズオン支援事業も展開 ・IPO準備中企業500社以上の求人(※) ・M&Aアドバイザリーの知見を持つコンサルタント(※) ・管理会計から経営企画へのキャリアパス提案力 |
※各転職エージェント公式サイトより(2025年6月時点)
【業種別】おすすめ経理向け転職エージェント・サイト厳選3社
「数字を扱う」という点では、経理職はどの業界でも通用する職種です。
ただし、業界によって業務内容は異なり、求められるスキルも違ってきます。
この章では、業務別におすすめの経理向けサービスを3社ずつ紹介していきます。
メーカー・製造業の経理におすすめの転職エージェント・サイト
メーカー・製造業の経理を希望する人は、「MS-Japan」「コトラ」「経理求人ナビ」がおすすめです。
メーカー・製造業の経理部門は、製造業の経理業務に精通し、業界内のネットワークが強いサービスを選ぶことが重要だからです。
メーカー・製造業の経理部門は、次のような業界特有の会計知識が求められます。
- 原価計算
- 工場会計
- 在庫管理
また、製造業は大手上場企業から中小企業まで規模や特性が多様であり、内資系・外資系の違いも大きい業種。
自分の希望に合った企業規模や社風の求人が多いサービスを選ぶことで、理想の職場環境に出会える可能性が高まります。
MS-Japanは、「大手商社」「大手製造業」「上場企業」など製造業の経理求人を多数保有しています。(※)
また、「管理部門に35年間特化した専門知識を持つアドバイザー」が在籍しているのもポイント。
製造業特有の経理業務や原価計算、在庫管理などの専門知識を理解した上で、適切な求人紹介やキャリアアドバイスを受けられる点が魅力です。
コトラは、4,000社超の企業とのネットワークを生かし、製造業界の求人も多数保有しています。(※)
特に「IT/WEB業界」「製造業界」という業種別の求人検索カテゴリーを設けており、製造業に特化した求人探しが可能です。
外資系製造業やグローバル展開する製造企業の経理ポジションも多く、英語力を活かしたい人にもおすすめです。
経理求人ナビは、コンサルタントが全員『経理経験者』の強みを持ち、製造業の現場を理解した経理経験者と上手くマッチングできれば、転職活動も進めやすいことでしょう。
また、UIターンや地元志向の人にもおすすめです。
「大手上場企業から地元の会計事務所まで、規模・職種問わず」求人を保有しており、地方の製造業や中小製造業の求人も多いためです。
原価計算や工場会計などの専門スキルを持っている人は、スキルに見合った待遇の求人を紹介してもらえる可能性が高まります。
サービス名 | おすすめ理由 |
---|---|
MS-Japan | ・大手商社、大手製造業の求人を多数保有 ・全求人の90%以上が非公開求人という強み(※) ・管理部門35年の実績で製造業の経理業務に精通(※) ・原価計算など製造業特有の経理スキルを評価できる目利き力 |
コトラ | ・「製造業界」カテゴリーを設けた専門的な求人検索(※) ・4,000社超のネットワークによる幅広い製造業求人(※) ・外資系製造業・グローバル企業の求人に強み ・製造業の経理マネージャー以上のハイクラス求人も豊富 |
経理求人ナビ | ・コンサルタント全員が経理経験者という強み(※) ・製造業の現場を理解した実務的なサポート ・地方の製造業や中小製造業の求人も豊富(※) ・「勤務時間は1日5時間~フルタイム」など柔軟な働き方の提案 |
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IT・Web業界の経理におすすめの転職エージェント・サイト
IT・Web業界の経理を希望する人は、「SYNCA」「WARCエージェント」「MS-Japan」がおすすめ。
業界の特性を理解し、テクノロジー企業の経理ニーズに精通したサービスを選ぶことが成功への近道だからです。
IT・Web業界の経理職は、急成長企業やスタートアップ特有の資金調達やIPO準備といった課題に直面することが多いです。
SYNCAは、精度の高いスキル分解システムを導入しており、IT・Web企業が求める経理人材の適正評価に強みを持っています。
特にスタートアップやベンチャー企業からの求人に強く、システム開発企業やSaaS企業など成長率の高いIT企業からの求人を多数保有。(※)
経理職の市場価値を可視化するタグ表示機能により、IT業界で評価される「データ分析力」や「IPO準備経験」などの強みを効果的にアピールできます。
WARCエージェントは、IPO準備中の企業500社以上という豊富な求人ネットワークを持ち、特にIT・Webベンチャー企業の経理求人に強みがあります。(※)
IT業界の経理・財務に精通した専門アドバイザーが在籍しており、業界特有の問題や求められるスキルを深く理解したサポートが期待できますよ。
特にベンチャーキャピタルからの資金調達やM&A、IPOなどイベントドリブンな経理業務の経験を評価してもらえる点が、IT業界経理職の転職において大きなメリットとなるでしょう。
MS-Japanは、大手IT企業から急成長中のベンチャーまで幅広いIT・Web企業の経理求人を保有しています。
「管理部門・士業に特化してきた35年間の実績」により、IT業界特有の「サブスクリプション収益認識」などのビジネスモデルを理解した経理人材のニーズを熟知。
あなたに合ったマッチングが期待できます。
業界の特性やビジネスモデルを理解し、テクノロジー企業の経理ニーズに精通したサービスを選ぶようにしましょう。
サービス名 | おすすめ理由 |
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SYNCA | ・上場企業CFO経験者監修のスキル評価システム ・IT・Webスタートアップからの求人に強み ・SaaS企業など成長率の高いIT企業の求人が豊富 ・「データ分析力」など業界特有のスキル評価に長けている |
WARCエージェント | ・IPO準備中のIT企業を含む豊富な求人ネットワーク ・楽天出身など業界経験豊富なアドバイザー陣(※) ・資金調達やM&A経験など特殊スキルの適正評価 ・年収アップ実績の高いIT業界の経理ポジション提案 |
MS-Japan | ・大手IT企業から急成長ベンチャーまで幅広い求人 ・IT業界特有のビジネスモデルを理解した専門性 ・非公開求人90%以上の独自ネットワーク(※) ・「Manegy」運営によるIT業界経理トレンドへの精通 |
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金融業界の経理・財務におすすめの転職エージェント・サイト
金融業界の経理・財務に就きたい人は、「コトラ」「MS-Japan」「ジャスネットキャリア」がおすすめです。
金融業界の経理・財務職は、金融商品の会計処理など高度な専門知識が求められるからです。
具体的には、一般事業会社とは異なる会計基準や規制対応が必要となってきます。
その中でもコトラは「金融・コンサル・経営幹部のハイクラス・エグゼクティブ転職」に特化した転職エージェントで、金融業界約1,600社という圧倒的なネットワークを持っています。(※)
次のような金融業界の幅広い求人を保有している点が強みです。
- 銀行
- 証券会社
- 保険会社
- アセットマネジメント
- フィンテック企業
特に「価値観診断」サービスを通じて、金融業界特有の企業文化や働き方との相性を重視したマッチングであるのもポイント。
専門性の高い金融機関の経理・財務部門への転職成功率が高いことで知られていますよ。
MS-Japanは、大手金融機関から外資系金融機関まで幅広い金融業界の経理・財務求人を取り扱っています。
金融商品会計や規制対応など、金融業界特有の経理・財務スキルを正確に評価し、適切なポジションの紹介が可能です。
ジャスネットキャリアは、7,000社以上の取引実績企業の中に多数の金融機関が含まれています。(※)
特に「会計事務所・監査法人、金融機関等への転職」を得意としているのが特徴のひとつ。
監査法人や会計事務所から金融機関への転職、あるいはその逆のキャリアパスを考えている人にピッタリなサポートが期待できます。
「生涯キャリアサポート」を掲げ、転職後も「経理実務の学校」などの継続的なスキルアップ支援を提供。
金融業界の変化の激しい環境で長期的なキャリア構築を考える人にとって大きな魅力です。
金融機関とのネットワークが強く、業界特有の専門知識や規制環境に詳しいサービスを選ぶようにしましょう。
金融業界は年収水準も高い傾向にあるため(※)、適切な市場価値評価と交渉力を持つサービスのサポートを受けることで、スキルに見合った好条件での転職が実現できるでしょう。
(※参考:日経転職版「【2023年最新】経理の平均年収・給料はどのくらい?業界別ランキングを公開」)
サービス名 | おすすめ理由 |
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コトラ | ・金融業界約1,600社という圧倒的なネットワーク(※) ・銀行、証券、保険、アセットマネジメント各社の求人 ・「価値観診断」による金融機関文化とのマッチング ・ハイクラス・エグゼクティブポジションに強み |
MS-Japan | ・全求人の90%以上が非公開求人という優位性(※) ・大手金融機関から外資系まで幅広い求人 ・金融商品会計や規制対応など専門知識の適切な評価 ・「Manegy」運営による金融業界の最新動向への精通 |
ジャストネットキャリア | ・公認会計士創業の老舗による専門性の高さ ・監査法人と金融機関の両方に強いネットワーク ・金融機関特有の会計実務に精通したサポート ・「生涯キャリアサポート」による長期的な支援 |
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医療・福祉業界の経理におすすめの転職エージェント・サイト
医療・福祉業界の経理を希望する人は、「ヒュープロ」「ジャスネットキャリア」「人材ドラフト」がおすすめです。
診療報酬制度や介護報酬、補助金・助成金の会計処理など、業界特有の専門知識が求められる分野だからです。
ヒュープロは、経理・財務などの専門領域に完全特化したサービスであり、医療法人や社会福祉法人の会計に精通した担当者が多数在籍。(※)
医療・福祉分野の会計事務所からの求人も多く、業界特有の会計知識が活かせるポジションを多数紹介可能です。(※)
特に「レジュメ添削後の書類通過率20%アップ、面接対策後の選考通過率30%アップ」という実績は、専門性の高い医療・福祉業界の経理職への転職において有利に働きます。(※)
ジャスネットキャリアは、医療法人や福祉法人を含む7,000社以上との取引実績を持っています。(※)
医療・福祉業界特有の会計実務や制度変更などに関する情報提供、スキルアップサポートを受けられる点が強みです。
特に「経理実務の学校」による実践的な教育サービスは、医療・福祉分野の特殊な会計知識を習得する上で非常に有益でしょう。
人材ドラフトは、経理・財務・税務会計分野に特化した、国内最初の就・転職インターネットサービスとして20年以上の実績を保有。(※)
常時2,500件以上の求人を掲載する業界最大級のマッチングサイトとして、医療・福祉関連の経理求人も多数取り扱っています。(※)
「オファー受信機能」を使えば、医療法人や社会福祉法人の採用担当者から直接スカウトが届く仕組みなので、ぜひ活用してみてください。
特に中小規模の医療機関や福祉施設からの求人も多く、地方や郊外での転職を考えている人にもおすすめです。
医療・福祉業界の希望者は、働きやすさやワークライフバランスを重視する傾向があるため、給与だけでなく労働環境や福利厚生なども含めた条件交渉ができるサービスを選ぶようにしましょう。
サービス名 | おすすめ理由 |
---|---|
ヒュープロ | ・医療法人や社会福祉法人の会計に精通した担当者 ・税理士・会計業界専門求人サイト公開求人数No.1(※) ・医療・福祉分野の会計事務所からの求人も多数 ・面接対策後の選考通過率30%アップの実績(※) |
ジャストネットキャリア | ・医療法人や福祉法人含む7,000社以上の取引実績(※) ・「経理実務の学校」による業界特化型の教育支援 ・業界特有の会計制度変更への継続的情報提供 ・専門性を持つ担当者による適切な求人紹介 |
人材ドラフト | ・常時2,500件以上の求人に医療・福祉関連も多数(※) ・「オファー受信機能」で業界からの直接スカウト ・中小規模の医療機関や福祉施設からの求人も豊富 ・地方や郊外の医療・福祉施設の求人にも強み |
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経理向け転職エージェント・サイトを利用する際の利点
経理向け転職エージェント・サイトを利用すると、利用しない時と比べて次のような利点があります。
詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
- 経理職特有の質問への対応準備ができる
- 経理スキルの客観的評価ができる
- 多様な働き方の提案が受けられる
- 業界トレンドの把握ができる
- ベストタイミングでの転職支援が受けられる
経理職特有の質問への対応準備ができる
経理特化型の転職エージェントを利用することで、経理職の面接でよく聞かれる専門的な質問への対応準備ができます。
経理職の面接では一般的な職種とは異なり、会計知識や財務分析スキル、税務への理解など専門性を問う質問が多く出題されるからです。
経理特化型の転職エージェントは、こうした専門的な質問のパターンを熟知しており、あなたの経験やスキルに基づいた回答方法をアドバイスしてくれます。
経理職の採用面接では、単なる会計知識だけでなく、実務における判断力や企業の財務状況を把握する分析力なども評価されます。
そのため、自分の持っている知識やスキルをアピールするための準備が重要です。
経理職の面接でよく聞かれる質問には以下のようなものがあります。
質問カテゴリー | 具体的な質問例 |
---|---|
会計処理の実務経験 | ・これまで担当した決算業務の範囲は? ・連結決算の経験はありますか? ・税効果会計の処理で苦労した点は? |
会計基準の理解 | ・IFRS導入に関わった経験は? ・収益認識基準の変更対応はどうしましたか? ・減損会計をどのように適用していましたか? |
財務分析スキル | ・キャッシュフロー改善のために行った施策は? ・経営会議でどのような財務指標を報告していた? ・当社の財務諸表を見てどう思いますか? |
税務関連の知識 | ・法人税申告の経験はありますか? ・税務調査への対応経験は? ・税務リスク管理はどうしていましたか? |
内部統制・監査対応 | ・J-SOX対応の経験は? ・監査法人とのやり取りで気をつけていたことは? ・内部統制上の課題をどう解決しましたか? |
マネジメント経験 | ・経理チームのマネジメント経験は? ・部下の育成でどんな工夫をしましたか? ・締め日程を短縮するために行った施策は? |
ITスキル・システム知識 | ・使用経験のある会計システムは? ・システム導入プロジェクトの経験は? ・Excelでどのような業務効率化を行いましたか? |
経理職の転職面接を成功させるためには、経理特化型の転職エージェントを活用して専門的な質問への対応を事前に準備しておくことが重要です。
自分一人では気づきにくい回答のポイントや、企業側の視点に立った効果的なアピール方法を学べるでしょう。
経理スキルの客観的評価ができる
経理特化型の転職エージェントを利用することで、自分の経理スキルを客観的に評価してもらえます。
経理スキルは、多岐にわたる専門的要素で構成されており、自己評価だけでは市場における適正な評価が難しいからです。
- 会計処理の範囲
- 税務知識
- システムスキル
経理特化型の転職エージェントは、豊富な転職支援実績と業界知見に基づき、あなたの経理スキルの強みや改善点を客観的に分析。
現在の経理職市場におけるポジショニングを明確にしてくれます。
評価される具体的な経理スキル例を紹介します。
経理スキルカテゴリー | 評価される具体的なスキル例 |
---|---|
基本的な会計処理 | ・仕訳入力・伝票処理 ・各種帳簿の管理 ・月次決算処理 |
決算関連スキル | ・単体決算書作成 ・連結決算対応 ・決算短信作成 |
開示・IR関連 | ・有価証券報告書作成 ・株主総会資料作成 ・IR資料作成支援 |
税務関連スキル | ・法人税申告書作成 ・消費税申告対応 ・税務調査対応 |
財務・資金管理 | ・資金繰り管理 ・銀行折衝 ・キャッシュフロー分析 |
管理会計スキル | ・予算策定・管理 ・原価計算 ・部門別収支分析 |
システム関連 | ・会計システム操作 ・Excel操作 ・データ集計・分析 |
マネジメント | ・部下の指導育成 ・業務フロー設計 ・チームマネジメント |
経理職としてのキャリアアップや年収アップを目指すなら、まずは自分の経理スキルの客観的な評価と市場価値の把握が重要です。
特に自己評価と市場評価のギャップに悩んでいる人や、適正な年収レベルを知りたい人は、経理特化型転職エージェントのスキル評価サービスを積極的に利用してみるといいでしょう。
多様な働き方の提案が受けられる
経理特化型の転職エージェントでは経理職ならではの多様な働き方の提案が受けられます。
経理職は月次決算や年次決算など繁閑の波があり、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方のニーズが高い職種だからです。
経理特化型のサービスは経理職特有の事情を理解しており、フルタイム正社員だけでなく、次のような求人も扱っています。
- 時短勤務
- リモートワーク
- フレックスタイム
- 週数日勤務
あなたの希望するワークライフバランスに合わせた働き方が、実現できる転職先を見つけられる可能性は高いですよ。
さらに、経理職の多様な働き方の選択肢には以下のようなものがあります。
働き方のタイプ | 具体的な勤務スタイル |
---|---|
時間的柔軟性のある働き方 | ・フレックスタイム制度 ・時短勤務(1日4-6時間) ・残業なし/少なめ勤務 |
曜日・日数調整型働き方 | ・週2-3日勤務 ・隔週勤務 ・シフト制勤務 |
場所を選ばない働き方 | ・フルリモートワーク ・ハイブリッド出社 ・在宅メイン+月数回出社 |
プロジェクト型働き方 | ・決算期のみの短期契約 ・システム導入期間限定 ・IPO準備期間のみ |
フリーランス型働き方 | ・複数社の経理顧問 ・スポット決算対応 ・アウトソーシング受託 |
副業・兼業型働き方 | ・本業+副業経理 ・複数企業の経理兼任 ・パートタイム複数掛け持ち |
キャリア形成型働き方 | ・ステップアップ前提の契約 ・試用期間後の正社員登用 ・研修制度充実企業 |
上記理由から、経理職への転職を考える際は、自分のライフスタイルや価値観に合った働き方を実現できるよう、経理特化型の転職エージェントを活用しましょう。
「育児や介護との両立」「資格学習との並行」「副業の開始」など、あなた独自のワークスタイルに合った経理職を見つけるために、積極的に相談してみてはいかがですか。
業界トレンドの把握ができる
経理特化型の転職エージェントを利用することで、最新の経理業界のトレンドや求められるスキルの変化を把握できます。
経理職は会計基準の改定、税制改正、デジタル技術の進化などにより、求められるスキルや業務内容が常に変化している職種だからです。
経理特化型の転職エージェントはどのようなスキルや経験が現在価値を持ち、今後需要が高まるかについての最新情報を持っています。
経理職の採用市場や企業のニーズを日々追跡しているからこそ可能となっています。
転職市場の動向やトレンドを理解することは、効果的なキャリア戦略を立てる上で非常に重要です。
MS-Japanでは、「Manegy(マネジー)」や「カイケイ・ファン」といった専門メディアも運営。
経理職の市場動向や、求められるスキルの変化や経理・会計業界の最新トレンドについて詳しい情報を提供しています。
現在の経理業界で求められるスキルや対応をまとめてみました。
経理業界の主要トレンド | 求められるスキルや対応 |
---|---|
デジタル化・自動化の進展 | ・デジタルツール活用スキル ・自動化後の例外処理対応力 ・システム導入・運用経験 |
戦略的パートナーへの役割変化 | ・データ分析力 ・事業理解力 ・コミュニケーション能力 |
会計基準の国際化 | ・英語力 ・国際会計基準の知識 ・グローバル経理経験 |
税務の国際化・複雑化 | ・国際税務の知識 ・税務リスク管理能力 ・税務当局対応スキル |
開示要請の高度化 | ・サステナビリティ会計知識 ・統合思考 ・ステークホルダー視点 |
内部統制・ガバナンス強化 | ・リスク管理能力 ・プロセス設計力 ・IT統制知識 |
働き方の多様化 | ・リモートマネジメント力 ・オンライン協働ツール活用 ・自己管理能力 |
経理職のキャリアを長期的に発展させたいと考えている人は、経理特化型の転職エージェントを活用して最新の業界トレンドを把握するのがおすすめです。
専門的な情報発信も行っているサービスを利用することで、転職活動中だけでなく、転職後も継続的に業界動向をフォローできます。
特に、テクノロジーの進化によって経理業務が大きく変わりつつある現在、デジタルスキルの習得やデータ分析能力の向上は大切です。
自己投資する分野を見極めるためにも、業界に精通したプロフェッショナルからの最新情報を積極的に取り入れていきましょう。
ベストタイミングでの転職支援が受けられる
経理特化型の転職エージェントでは、経理職に適切な転職タイミングについてのアドバイスや支援を受けられます。
職業柄、決算期や税務申告時期など業務の繁閑サイクルが明確で、考慮した転職活動の計画が重要だからです。
また、総合的に判断できる専門家のアドバイスが転職成功の鍵となります。
転職市場の動向や企業の採用ニーズも、季節や経済状況によって変動するためです。
経理職の転職タイミングを考える上で重要な要素には以下のようなものがありますよ。
転職タイミングの考慮要素 | ベストタイミングの目安 |
---|---|
業務サイクルからの判断 | ・月次決算後の比較的余裕のある時期 ・年度決算、税務申告終了後 ・予算策定後の落ち着いた時期 |
企業の採用タイミング | ・4月入社に向けた1-3月の採用活動 ・上半期/下半期スタート前の採用 ・決算期前の体制強化時期 |
キャリア形成の観点 | ・一定の業務サイクルを経験した後 ・昇進・昇格の評価後 ・プロジェクト完了後 |
年収・待遇改善の観点 | ・ボーナス受給後 ・昇給・賞与査定後 ・市場価値が高い時期 |
業界全体の動向 | ・企業の決算発表後の採用増加期 ・新制度導入前の体制強化時期 ・業界再編期の人材流動期 |
ライフプランとの調整 | ・住居移転のタイミング ・家族の状況変化に合わせた時期 ・資格取得後のキャリアアップ時 |
経済・市場環境 | ・企業業績回復期の採用拡大時 ・法改正に伴う専門人材需要増時 ・新技術導入期の人材ニーズ高まり時 |
経理職としての転職を成功させるためには、自分のキャリア状況や市場環境を総合的に判断してベストタイミングを見極めることが重要です。
特に、現職での決算業務の完了や繁忙期を考慮しつつ、次のステップに合った時期を見極めるためにも、経理職の業務サイクルを熟知した専門サービスの支援を積極的に活用しましょう。
経理向け転職エージェント・サイトを利用する際の弱点
経理向け転職エージェント・サイトには、弱点もあります。
利点・弱点の両方を知り、サービスの利用を考えるようにしてください。
- 対応の質が一定しない
- 経理専門スキルの評価が偏重される
- キャリアの多様性が制限される
担当者の対応の質が一定しない
経理特化型の転職エージェントでは担当者の対応の質が一定しない場合もあります。
同じエージェント内でも担当コンサルタントの経理知識やサポート品質に差があるからです。
特に経理職は決算業務や税務処理など専門性の高い仕事です。
担当コンサルタントが経理業務の実態や必要なスキルを正確に理解していなければ、あなたの経験やスキルを適切に評価したり、求人を紹介したりできません。
「経理特化」を謳っていても、個々の担当者レベルでは経理に関する知識や経験にバラつきが生じています。
たとえば、経理求人ナビではコンサルタント全員が「経理経験者」と強調していますが、多くの経理特化型転職エージェントではそこまで徹底されていません。
経理経験のない担当者が対応するケースも少なくないのが現状です。
さらに、担当者の対応品質のバラつきは以下のような様々な形で表れることがあるので注意しましょう。
対応品質のバラつき | 経理職への影響 |
---|---|
経理知識の差 | ・スキルの誤評価 ・適性のない求人紹介 ・面接対策の的外れ |
業界知識の差 | ・業界不適合の紹介 ・キャリアパスの誤誘導 ・環境ミスマッチ |
転職支援スキルの差 | ・書類選考通過率低下 ・面接失敗 ・条件交渉の失敗 |
コミュニケーションの差 | ・機会損失 ・情報不足による誤判断 ・希望条件の無視 |
誠実さの差 | ・不本意な転職 ・期待との大きなギャップ ・早期退職リスク |
経理職の転職活動を始める際は、初回面談の段階で担当者の経理知識や対応の丁寧さを見極め、信頼できる担当者を見つけることが大切です。
もし担当者の質に不満がある場合は、遠慮せずに担当変更を申し出たり、別のエージェントサービスに切り替えることも検討してみてください。
経理専門スキルの評価が偏重される
経理特化型の転職エージェントでは経理専門スキルの評価が偏重されることは多く、ほかの能力や可能性が見落とされがちです。
経理業務に直結する技術的なスキルに焦点を当てた評価やマッチングを行いがちだからです。
経理職は数字を扱う専門職というイメージは強いですが、実際の企業現場では次のような能力も重要。
- コミュニケーション能力
- 問題解決力
- マネジメントスキル
- ビジネス感覚
専門スキルへの過度な注目により、経理職としての総合的な価値や成長可能性が適切に評価されないリスクがあります。
経理専門スキルの評価偏重による問題点には次のようなものがあります。
- 1、キャリアの可能性の制限
- ・経理職以外のキャリアパスの選択肢が狭まる
・経営企画や事業開発など近接職種への転向機会の見落とし
・将来の経営層への成長可能性の過小評価 - 2、企業文化フィットの軽視
- ・スキルマッチングに比べて価値観や組織適合性の優先度が下がる
・技術的適性は高くても職場環境とのミスマッチが発生するリスク
・長期的な定着率や満足度に影響する要素の見落とし - 3、 経理職のステレオタイプ強化
- ・「経理=数字のスペシャリスト」という固定観念の強化
・クリエイティビティやイノベーション能力の評価不足
・経理職の役割拡大や進化に対応できない旧来型評価 - 4、過去の経験に依存した評価
- ・新しいスキル獲得能力や学習意欲の軽視
・未経験分野へのチャレンジ機会の制限
・転職先での成長可能性よりも現在のスキル重視
経理職として転職活動を行う際は、専門スキルだけでなく、自分の総合的な強みや成長可能性のアピール材料を自主的に準備しましょう。
また、経理特化型のサービスだけでなく、総合型転職エージェントも併用もおすすめ。
多角的な視点からの評価やより幅広いキャリア選択肢を得られます。
面談時には経理スキル以外の強みや将来のキャリア展望についても積極的に話し、担当者に自分の多面的な価値を理解してもらうようにしましょう。
キャリアの多様性が制限される
経理特化型の転職エージェントを利用することで、経理職としてのキャリアの多様性を制限されるリスクがあります。
経理特化型のサービスでは「経理のプロ」という固定的なキャリアパスを前提とした求人紹介やアドバイスが中心となってしまうからです。
そのため、経理スキルを基盤としながらも多様な領域に活躍の場を広げていく可能性が見落とされてしまうことも。
経理職の業務は近年、単なる帳簿処理や決算業務から、経営意思決定支援やビジネスパートナーとしての役割へと進化しており、より広い視野とスキルが求められています。
しかし、専門特化型のサービスは従来型の経理職像に基づいた提案に終始し、経理人材の新たな可能性を狭めてしまう懸念があります。
さらに、経理特化型転職エージェントによるキャリアの多様性制限は具体的に以下のような形で表れますよ。
- 1、職種の固定化
- ・経理→経理部長→CFOという単線的なキャリアパス提案
・経理と親和性の高い周辺職種への展開機会の見落とし
・「一度経理、ずっと経理」という思い込み - 2、スキル開発の偏り
- ・会計・税務知識の深化のみを重視
・データ分析やITスキルなど横断的能力開発の軽視
・経営視点やリーダーシップ開発の機会不足 - 3、キャリア視野の狭小化
- ・特定業界内での経理キャリアに限定
・海外勤務や国際経験の機会減少
・新興領域・成長分野への挑戦機会の制限 - 4、自己認識の固定化
- ・「経理担当者」としてのアイデンティティへの執着
・自分の可能性に対する制限的な見方
・新たな職務や役割への適応力の低下 - 5、長期的キャリア戦略の欠如
- ・短期的な条件改善に焦点を当てた転職
・10年、20年先を見据えたキャリア構想の不足
・経理職の将来的変化への適応戦略の不在
経理職として真に満足できるキャリアを構築するためには、自分自身でキャリアの多様な可能性を積極的に探求するのがおすすめします。
現在の経理職がどのようなキャリアに発展する可能性があるのか、自分はどのような方向に成長したいのかを自問自答してみましょう。
場合によっては職種や業界を超えた幅広いキャリアコンサルタントの意見も聞いてみてください。
経理の専門性は確かに価値のある資産ですが、様々な方向への展開可能性を視野に入れることで、より充実したキャリア人生を設計できますよ。
経理向け転職エージェント・サイトを選ぶ際の3つのコツ
経理向け転職エージェント・サイトを選ぶ際の3つのコツを紹介します。
- 対応領域の範囲を確認する
- 求人の質と量を比較する
- サポート体制の充実度を確認する
順番に解説するのでチェックしてみてください。
対応領域の範囲を確認する
経理特化型の転職エージェントを選ぶ際は、自分のキャリア希望に合わせた対応領域の範囲があるか確認しましょう。
業界特性や企業規模によっても求められるスキルや業務内容が大きく異なるからです。
業界によって年収も変わってくるため、業界選びは慎重に行うのがポイント。
(参考資料:経理の転職は「業界選び」が重要⁉ 業界で異なる年収水準や働き方の違いを解説!)
転職エージェントによって得意とする領域や保有する求人の傾向が異なるため、自分の希望に合った領域を得意とするサービスを選んでいきましょう。
具体例として、会計事務所から事業会社への転職を考えているなら、両方の領域に強いジャスネットキャリアのようなサービスが適しています。
ハイクラスの経理マネージャーやCFO候補を目指すなら、コトラやSYNCAといったハイクラス求人に強いサービスが有効でしょう。
まずは自分のキャリア志向を明確にし、希望する勤務先のタイプや業界に強みがあるサービスを選ぶようにしてください。
求人の質と量を比較する
経理特化型の転職エージェントを選ぶ際は、求人の質と量のバランスを比較検討しましょう。
たとえば、「非公開求人の割合」や「優良求人の質」などが挙げられます。
表面的な求人数だけでなく、あなたのキャリアにマッチする質の高い求人にアクセスできるかどうかが大切。
特に経理職は企業の機密情報を扱う重要なポジションであるため、公開求人ではなく非公開求人として募集されるケースが多いです。
良質な非公開求人をどれだけ保有しているかが転職エージェントの真の実力を示す指標となります。
求人の質は、次のような項目で評価できるので参考にしてみてください。
- 給与水準
- 将来性
- 成長機会
- 働き方の柔軟性
初回面談時に以下の質問を積極的してみてることで、求人についての情報が浮き彫りになってくるので、試してみましょう。
- 私のキャリアや希望に合致する求人はどれくらいありますか?
- 「非公開求人や独占求人の割合はどのくらいですか?
具体的な数字で回答してもらうことで、転職エージェントの求人力を見極めやすくなりますよ。
質の高い求人が多いサービスを選べば、経理職としての理想的な転職先を見つける近道となるでしょう。
サポート体制の充実度を確認する
経理特化型の転職エージェントを選ぶ際は、書類添削や面接対策、条件交渉など、サポート体制の充実度を重視しましょう。
経理職は数値分析能力や会計知識といった専門スキルが求められる職種であり、企業側へ適切に評価してもらえるよう伝える必要があるからです。
特に初めての転職や、より上位のポジションへのキャリアアップを目指す場合は、きめ細かなサポート体制があるサービスを選んでいきましょう。
転職エージェントとの面談時には、次のような質問をしてサポート体制が充実しているか見極めるようにしてください。
- 「職務経歴書の添削は何回まで対応してもらえますか?」
- 「面接対策はどのように行いますか?」
- 「年収交渉はどの程度積極的に行ってもらえますか?」
担当者との相性も重要ですので、初回面談での印象や対応の丁寧さも含めて総合的に判断し、自分に合ったサポートがあるサービスを選びましょう。
経理向け転職エージェント・サイト利用に関するよくある質問と回答まとめ
経理向け転職エージェント・サイトを利用する前に、わからないことや疑問点は解消しておくのがおすすめです。
この章では、経理向け転職エージェント・サイトを利用する際に出る、よくある質問をまとめてみました。
質問に対する回答も詳しく掲載しているので、気になる項目があれば、リンクをタップしてお進みください。
Q.経理資格を持っていないが転職は可能か?
A.経理資格がなくても経理職への転職は十分に可能です。
実務経験や基本的な会計知識があれば、多くの企業は資格よりも実践的なスキルや経験を重視する傾向があるからです。
経理業務は日商簿記などの資格で問われる知識も重要ですが、実際の企業会計では、下記のような資格試験では測れない実務能力が求められます。
- 会計システムの操作スキル
- 業務フローの理解
- 社内外とのコミュニケーション能力
- 正確性や期限管理能力
特に中小企業やベンチャー企業では、経理資格よりも実務能力や即戦力となるスキルを優先する場合が多いです。
たとえば、実務経験が3年以上ある場合は、次のような経験や知識があれば、資格がなくても十分に評価されます。
- 月次決算や年次決算の一連の流れを理解している
- 財務諸表の基本的な読み方や作成経験がある
- 税務申告の基礎知識がある
実際に、MS-JapanやWARCエージェントなどの経理特化型転職エージェントでは「経理実務経験者」を対象とした求人が多数あり、必須条件として資格を挙げている求人は限定的です。
さらに、資格はなくても転職活動と並行して勉強していることをアピールするのも効果的です。
「現在、日商簿記2級の取得に向けて勉強中です」といった前向きな姿勢は、面接でポジティブな印象を与えます。
実際、多くの転職者は転職活動をきっかけに資格取得を目指すケースも少なくありません。
面接でそうした意欲を伝えることで、学習意欲の高さやキャリアアップへの積極性をアピールできます。
上記理由から、経理資格がなくても実務経験や会計知識、ITスキルなどをしっかりとアピールし、必要に応じて資格取得への意欲も示すことで経理職への転職は可能です。
Q.経理特化型転職エージェントと総合型転職エージェント、どちらを優先すべきか?
A.理想的には両方を併用しつつ、自分のキャリア状況や転職目的に応じて使い分けることが効果的です。
経理特化型転職エージェントと総合型転職エージェントはそれぞれ異なる強みを持っており、どちらか一方だけでは得られない情報やサポートがあるからです。
あえて優先順位をつけるとすれば、明確な経理キャリアの方向性がある場合は経理特化型、幅広い選択肢を探りたい場合は総合型を先に登録するのがおすすめ。
経理特化型サービスは経理業務の専門性を理解したキャリアアドバイザーが在籍し、経理職特有の悩みや希望を深く理解した上でのサポートが期待できます。
また、経理職の市場価値の適切な評価や、非公開求人を含む専門的な求人へのアクセスという強みがあります。
特に「連結決算の経験者を求めている」「IFRS導入経験者を探している」といった専門性の高い求人は、経理特化型の方が豊富。
さらに、経理職の面接対策や職務経歴書の添削においても、経理特有のアピールポイントを引き出す専門的なサポートが受けられるのは大きな利点です。
一方、リクルートエージェントやdodaなどの総合型サービスは、業界や職種を横断した幅広い求人情報があり、視野を広げたい人や経理からキャリアチェンジを考えている人に適しています。
また、大手企業や知名度の高い企業の求人を多く持つ場合も多く、ブランド企業への転職を希望する場合に強みを発揮します。
総合型転職エージェントでは、経理の枠を超えて「経営企画」「財務」「内部監査」など、経理スキルを活かせる隣接職種の提案も受けやすく、キャリアの可能性を広げる上で有益です。
効果的なアプローチとしては、経理特化型と総合型の両方に登録し、それぞれの強みを活かして転職活動を進めるといいでしょう。
ただし、多すぎる転職エージェントに登録すると管理が煩雑になるため、合計で3~4社程度に絞るのがおすすめです。
Q.経理職の市場価値を上げるためにすべきことは?
A.経理職の市場価値を上げるためには、次の5つの要素に取り組むといいでしょう。
- 専門資格の取得
- 特定分野での専門性の深化
- IT・デジタルスキルの強化
- 語学力(特に英語)の向上
- マネジメント経験の獲得
高度な経理人材として評価される重要な差別化要因になっているからです。
単に過去の数字を正確に処理するだけでなく、未来を見据えた経営判断がサポートできる経理人材を求めている企業も少なくありません。
市場価値を高める代表的な専門資格は次の通り。
- 日商簿記検定1級
- 税理士
- 公認会計士
- 米国公認会計士(USCPA)
- CFP(ファイナンシャル・プランナー)
特に税理士や公認会計士といった難関資格は、一定のハードルはありますが、取得することで市場価値が大きく向上します。
また、特定分野での専門性深化としては、次のような経験を積むのがおすすめです。
- 連結決算
- IFRS(国際会計基準)対応
- 税務申告
- 財務分析
- IPO(株式公開)準備
- M&A関連業務
特にIPO準備やM&A、IFRS導入などのプロジェクト経験は希少価値が高く、年収アップの大きな要因となります。
加えて、IT・デジタルスキルの強化も不可欠です。
単純作業の自動化が進む中、次のようなことが今後の経理職には必要となってきています。
- RPAやAIツールの活用スキル
- 「Tableau 」「Power BI」などのBIツールによるデータ分析
- 高度なExcelスキル
- 「SAP」「Oracle」などのERPシステムの導入・運営経験
また語学力、特に英語力の向上も市場価値を大きく左右します。
英文財務諸表の作成や海外拠点とのやり取りができる経理人材の需要は高まる一方です。
グローバル企業や外資系企業では、TOEIC800点以上が求められるケースも少なくありません。
経理職の市場価値を上げるためには、計画的にスキルアップを図ることが大切。
すべてを一度に実現することは難しいため、現在の職場で獲得できるスキルと自己投資で補うべきスキルを整理してみてください。
3~5年の中期的な視点でキャリア開発計画を立てることが重要です。
自分のキャリア目標を明確にした上で、優先的に取り組むべき項目を選んでいきましょう。
Q.経理以外の管理部門(人事、総務など)への転職は可能か?
A.経理職から人事や総務などの他の管理部門への転職は十分に可能です。
経理職で培った数字への理解力や分析力、全社的な視点といったスキルや素養は、他の管理部門でも求められているスキルなためです。
企業の管理部門はそれぞれ専門性を持ちながらも、部門間の連携や理解が重要になります。
最終的には会社全体の効率的な運営と価値向上という共通の目標に向かう必要があるためです。
経理部門で身につけた「数字で会社を見る目」は、他の管理部門でも大きな武器となりますよ。
特に中小企業やスタートアップでは「管理部」として経理と総務が一体化している場合も多いです。
転職をきっかけとして、経理から総務へのキャリアチェンジがスムーズに行われるケースも少なくありません。
総務以外にも経営企画部門への転職は、経理職のキャリアパスとして親和性が高い選択肢のひとつなので、覚えておきましょう。