- エンジニアになりたい
- 手に職をつけたい
- 空き時間で副業したい
- 仕事上必要になった
上記以外にもさまざまな理由から、プログラミングを学びたいと考えている社会人がいることでしょう。
しかし、いろいろなスクールがありすぎて、何を基準に選べばいいかわからない人も多いのではないでしょうか。
また、そもそもスクールに通わず独学でスキルを身につける選択肢を考えている人もいるかもしれません。
そこで当記事では、社会人におすすめのプログラミングスクール8つを編集部が独自に厳選しピックアップ。
社会人向けプログラミングスクール8選!各サービスのおすすめポイントも紹介
それでは、社会人におすすめのプログラミングスクールを厳選して8つ紹介します。
- サムライエンジニア
- ネットビジョンアカデミー
- Tech Mentor(テックメンター)
- DMM WEBCAMP
- テックキャンプ
- テックアカデミー
- テックアイエス
- ポテパンキャンプ
なお、おすすめ8選は「プログラミングスクールに関する独自アンケート調査(※)」「カリキュラムの内容」「サポート面の充実度」などを元に作成しています。
各プログラミングスクールの特徴や、おすすめポイント、実際にプログラミングスクールを利用した人の口コミ(※)なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【サムライエンジニア】入学から卒業まで同じ講師が担当してくれる
- 途中離脱率2.1%(※1)
- 専属マンツーマン制度
- 完全オーダーメイドのカリキュラム
サムライエンジニア(SAMURAI ENGINEER)は、
- 毎回違う担当者だと打ち解けられない
- 状況をイチから説明するのが面倒
といった受講者の不満を解消するため、「専属マンツーマン制度」を導入しています。
マンツーマン指導は週に1回で、平日土日問わず8時~22時まで。
平日お仕事をしている方でも、土日に出勤がある方でも、無理なく受けられるのは嬉しいですね。
コースは、超初心者向けの「デビューコース」、転職成功率99%(※2)の「転職保証コース」、最短1ヶ月で完了の「デザインコース」など全6種類。
いずれも、一人ひとりの能力や理解度に合わせた完全オーダーメイドで、受講途中でも進捗具合によってカリキュラムの修正ができます。
サムライエンジニアには、学習習慣やメンタル管理について相談できるコーチング制度もあるので、不安や悩みは面談サポートを利用して解消しましょう。
(※1)2021/10~2022/3の期間にて挫折が理由で学習を途中で辞退された方の割合
(※2)所定の学習完了および、転職活動をされた方に対する割合(2021年1月〜2022年6月集計)
- 他のオンラインプログラミングスクールの授業料よりもはるかに安く、かつ現役エンジニア講師とのマンツーマンレッスンで、完全オーダーメイドのカリキュラムで幅広い言語に対応している(38歳 男性)
- コンサルティングと講師とサポートと、学習を助けてくれる体制が整っている。1人で頑張ってるんじゃなく、みんなが支えてくれていると感じます。ただ、実を結ぶかどうかは自分の努力にかかっている(32歳 女性)
【ネットビジョンアカデミー】条件を満たせば完全無料で学べる
- 就職率98%(※)の就職支援サポートあり
- 最大2ヶ月無料のシェアハウスを用意
- 完全無料で学ぶことも可能
- パソコンの貸し出しを行っている
ネットビジョンアカデミーは、エンジニア職を目指したい人におすすめのエンジニア養成スクールです。
就職で有利になる、ネットワークエンジニアの登竜門「CCNA」という資格が1ヶ月間で取得できます。
さらに以下条件を満たしている人は、受講料無料で学習することも可能。
- 年齢18歳~31歳
- CCNA取得後に転職活動が可能
- 東京・大阪いずれかにて勤務可能
転職を検討している若手の社会人なら、条件にも合うのではないでしょうか。
また、希望者は「提携シェアハウス」も利用できます。
最大2ヶ月は家賃無料で、敷金・礼金、仲介手数料も不要なので、学習後に東京でエンジニアとして働きたい人はぜひチェックしてみてください。
上京を考えていない地方在住の人や、仕事が忙しくてスクールに通えない人に向けたオンライン受講も実施しています。
IT業界やエンジニア職に興味がある人は、ネットビジョンアカデミーの無料カウンセリングを受けてみるといいでしょう。
※「ネットビジョンアカデミー」公式サイトより(2023年10月時点)
【Tech Mentor(テックメンター)】完全オンラインで受講できる
- 完全オンラインで受講可能
- 一人ひとりに合わせたオーダーメイドカリキュラム
- 業界最安級で受講ができる
地方在住の人や働きながらプログラミングスクールに通いたい人は、テックメンターがおすすめ。
完全オンラインで受講ができるからです。
Web環境さえあれば時間や場所を選ばず、自分のペースに合わせて学習が可能。
一人ひとりの要望や目標に合わせたオーダーメイドカリキュラムを提供してくれるので、無理することなく学習を進められますよ。
また現役エンジニアのプロメンターが専属で定期メンタリングを実施しており、昼夜問わず好きな時間にいくつでも質問ができます。
メンタリングでは、技術指導だけでなくキャリア相談も行っているため、挫折率の高いといわれているプログラミングスクールでも、テックメンターでなら途中挫折することなく最後までやり遂げられると思いますよ。
「専門実践教育訓練給付制度」に認定されているコースもあり、受講料の最大70%の給付が受けられるのもポイント。
就職の際には、企業選定のサポートや職務経歴書の添削、面接対策もしてくれるので、自社・受託開発企業内定率95.5%※を実現しています。
未経験でもプロレベルのWeb系スキルが習得でき、業界最安級で受講できるので、ぜひ利用を検討してくださいね。
※2022年10月までの、就活成功された卒業生のアンケート調査結果
【DMM WEBCAMP】受講生の97%が未経験者(※)|1年間の転職支援あり
- 受講生の97%がプログラミング未経験者(※)
- 開講日(金曜以外)は13時~22時まで質問し放題
- コース終了後1年間のキャリアサポートあり
- 14日間の全額返金保証
DMM WEBCAMP(ディーエムエム ウェブキャンプ)は、DMM.comグループが運営するプログラミングスクールです。
DMM3つのコースのうち社会人にピッタリなのが、働きながらエンジニア転職を目指せる「DMM WEBCAMP PRO」。
学習時間やスケジュールを自由に組めるため、お仕事状況やライフスタイルに合わせてカリキュラムを進められます。
講座では、基礎・応用学習だけでなく、サービスの企画や設計・開発・リリースまでWEB開発の全てを行います。
また、成果物はポートフォリオとして転職活動に活用できるし、コース終了後は1年間、転職支援を受けられますよ。
「全く知識のない自分でも大丈夫?」という不安をもつ人は多いですが、DMMのカリキュラムは未経験者向けに独自開発したものなので安心。
実際、受講生の97%はプログラミング未経験者(※)となっているので、初めてプログラミングに取り組む人にもおすすめと言えるでしょう。
※コース受講者の中で契約時の職業がITエンジニア職以外と回答された方の割合※無職/離職中を除く(2022年2月時点)
- プログラミングを初めて学ぶ状態だったが、他の受講者も未経験者が多かったので安心できた。知識も経験もゼロからのスタートでも教材が分かりやすく、基本的な質問であってもしやすかったのが良かった。転職サポートがあり、Web企業の求人を多く扱っているのも心強かった(23歳 女性)
- 教材がしっかりしているのはもちろんのこと、カウンセリングもしっかりしていた(28歳 男性)
【テックキャンプ】転職成功率98%(※)|10時~22時まで質問し放題
- 転職成功率98%(※1)
- プログラミング言語「Ruby」の開発者まつもとゆきひろ氏監修
- 10時~22時はチャットやビデオ通話で質問し放題
- 受講料の最大70%が支給される給付金対象講座あり(※2)
テックキャンプ(TECH CAMP)には「エンジニア転職」という未経験から最短10週間でプロのエンジニアを目指す、転職保証つきのコースがあります。
短期集中コースなだけに、10週間で学習目安時間は500~600時間(週5日なら1日10~12時間)とかなりハード。
仕事をしながら行うことは不可能なので、キャリアチェンジのために仕事を辞めて取り組む覚悟が必要です。
しかしテックキャンプには、未経験から稼げるエンジニアになることにこだわった教材と挫折しない仕組みがあるため、転職成功率は驚異の98%(※1)を誇っています。
これまでに「チームラボ」や「NEXUS」などそうそうたる企業の転職実績も。
カリキュラムは、プログラミング言語「Ruby」を開発したまつもとひろゆき氏が監修している点も信頼できますね。
一方、エンジニアになりたいわけではないが「プログラミングの知識を今の仕事やスキルアップに活かしたい」という方には、「プログラミング教養」というコースがあります。
「プログラミング教養」は、就業中のビジネスパーソンに特化したカリキュラム。
サッカー元日本代表の本田圭佑さんや、スカイマーク会長の佐山展生さんも受講したコースです。
上記内容を踏まえたうえで、自分に合っているコースを選んでいきましょう。
(※1) 2016年9月1日〜2023年6月30日の累計実績/所定の学習および転職活動を履行された方に対する割合
【テックアカデミー】多彩なコースで目的に合ったプログラミング学習ができる
- 受講料の最大70%が支給される給付金対象講座あり
- 毎日15時~23時はチャットで質問し放題
- 週2回のマンツーマン指導あり
- 講師は選考通過率10%の現役エンジニア
テックアカデミー(Tech Academy)は1,000社以上(※)の求人を保有するプログラミングスクール。
「エンジニア転職」「WEBデザイン」「サイト制作」「副業」「社内業務の効率化」など、目的に合わせて選べる26のコースがあります。
転職や副業をしたい方はもちろん、現職でのスキルアップを目指したい向けのコースも豊富。
自分にどのコースが合っているか分からない方は、サイト内のコース診断を受けたり、無料カウンセリングで相談するのもおすすめです。
毎日15時~23時の間はメンターがオンラインで待機しており、わからないことがあればチャットで質問できます。
夜間に学習時間を充てている社会人に対応した、余裕ある時間設定が嬉しいですね。
また、テックアカデミーには、受講料の70%が支給される厚生労働省の「教育訓練給付制度」や経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座」の対象講座も複数あります。
料金がネックで受講をためらっている方も、安く受講できる可能性がありますよ。
※「テックアカデミー」公式サイトより(2023年10月時点)
- プロのメンターにチャットで質問ができるところがよかった。文字だと記録に残るのであとから見返すこともできるし、つまずいた時にチャットをどんどん送れるのはすごく助かった。ただ、チャットサポートが15~23時のため、午前中に勉強してて答えが知りたいと思っても15時まで我慢しないといけないのはもどかしかった(25歳 女性)
- カリキュラムが細かく、講師の教え方が上手(31歳 男性)
【テックアイエス】質問やエラーには5分以内に対応してくれる
- 学習終了後、案件の受注~納品まで徹底サポート
- 質問には5分以内に対応してくれる
- 90分無料でプログラミングを体験できる
「プログラミングを学んでも、仕事につながるか不安」という方にピッタリなのが、テックアイエス(TECK I.S.)です。
テックアイエスには、6ヶ月の学習期間が終了したのち、6ヶ月のキャリアサポートがあるのも特徴のひとつ。
例えば副業したい方は、実際にクラウドソーシングで案件を受注し、納品するまでをサポートしてもらえます。
プログラミング習得後の最大の難関は、「実務未経験」の状態で最初の案件を獲得すること。
その最も大変な部分をサポートしてもらえるのは心強いですよね。
また、テックアイエスの特徴としては、質問に5分以内に対応してもらえる点もあげられます。
プログラミングに挫折したり、習得に時間がかかったりするのは、「エラーに対応できず前に進めない」「わからない」などが主な原因です。
働きながら学んでいる方、できるだけ短期間でスキルを見につけたい方にとって、「5分以内に疑問が解決すること」は大きな安心要素になるのではないでしょうか。
テックアイエスは、日本、アメリカ、インドと世界3ヶ国に拠点を置くグローバルなプログラミングスクールです。
90分間の『オンライン無料体験会』も行っているので、プログラミングに触れてみたい方は参加してみてはいかがでしょう。
【ポテパンキャンプ】WEB系開発企業の転職に特化している
- WEB系開発企業の転職に特化
- 100社以上の自社開発企業と提携(※)
- 毎日10時~23時までチャットサポートが受けられる
- 現役エンジニアのレビューが無制限で受けられる
ポテパンキャンプはWEB開発企業への転職に特化したスクールです。
コースは「Railsキャリアコース」のみ。
HTML、JavaScriptから、RubyやRuby on Railsの基礎学習、模擬プロジェクト開発…と段階を踏み、現場で活躍できるWEBエンジニアになる力をつけていきます。
「課題が難しい」との声も多いポテパンキャンプですが、そのぶんやりきればしっかりと実力が身につくでしょう。
実際、卒業生を採用する企業からの評判も高く、転職成功者の93%(※)は提携先企業で内定を獲得しています。
メンターに質問できる時間帯は、今回ご紹介したスクールのなかで最も長い10時~23時まで。
学習ペースがつかめず、とまどうことも多い最初の1ヶ月は、週1回受けられるメンタリングを上手く活用していきましょう。
※「ポテパンキャンプ」公式サイトより(2023年10月時点)
また、口コミサイトで有名な「みん評」とプログラミングスクールの口コミ調査の記事もあるので、あわせて参考にしてみてください。
社会人がプログラミングスクールに通う理由ベスト3
プログラミングスクールに通った経験のある社会人56人に、「なぜプログラミングスクールに通ったのか」を聞いたところ、上位3つの回答は以下のようになりました。
では、上記理由について解説していきます。
社会人がプログラミングスクールに通った理由で最も多かったのは、「転職に必要と考えたため」という回答。
「エンジニアになりたい」「IT業界で働きたい」という場合、プログラミングのスキルや知識がなければ転職のスタートラインに立てません。
そのため、スクールに通ってスキルを身につけてから転職活動を始める人が多いようです。
IT業界以外に転職する場合でも、「プログラミングの知識は転職に有利になる」と考えてスクールに通った人も目立ちました。
株式会社ビズヒッツが行った「転職で役立つおすすめスキルランキング」の調査結果においても上位に選ばれている点からもおすすめと言えるでしょう。
「仕事の幅を広げるため」「新しいポジションにつくため」など、スキルアップやキャリアアップを目的にプログラミングスクールに通う人も多いようです。
現在はどんな業界でも、社内ではIT環境が普及しています。
「営業担当が現場のエンジニアと話をしなければいけない」といったケースも増えるでしょう。
「ITに疎くて…」などと言っていると、仕事の幅が狭まったり、社内での立場が弱くなることも珍しくない時代。
エンジニア希望でなくても、プログラミングの仕組みを理解し、社内のシステムを使いこなせることは、働くうえで重要なスキルとなっています。
身につけたいスキルが明確に決まっていない方は、各スクールの無料受講やカウンセリング時に相談してみてはいかがでしょうか。
社会人がプログラミングスクールに通う理由3位は「副業へ活かすため」でした。
収入を増やしたい人のほか、本業がうまくいかなくなったときなど「いざというときのリスク分散のため」に副業したいと考えている人も。
エンジニア・プログラマー・WEBデザイナーなどは、いずれも自宅でできる副業が多く、時給や報酬も高い傾向にあります。
「休日を利用して働きたい」「割の良い副業をしたい」と思っている方にも、プログラミングスクールは人気です。
大手クラウドソーシング「クラウドワークス」の「Webシステム開発・プログラミングの仕事・依頼ページ」を見ると、数多くの仕事案件を確認できることからもわかります。
- 調査対象:プログラミングスクールの利用経験がある方
- 調査期間:2021年5月16日~5月30日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:56人
社会人がプログラミングスクールに通うメリット3つ
プログラミングを学ぶには、スクール以外に「独学」という選択肢もあります。
ただ、「できるだけ早くスキルを身につけて仕事につなげたい」と思うなら、独学よりもスクールに通うことをおすすめします。
社会人がプログラミングスクールに通うことには、独学にはない下記3つのメリットがあるからです。
- 必要なことを効率的に学べる
- 挫折する可能性が低くなる
- 目的やゴールに合ったスキルを身につけられる
上記メリットについて順番に解説していきます。
1.必要なことを効率的に学べる
プログラミングスクールに通うメリット1つ目は、必要なことを効率的に学べることです。
YouTube、無料サイト、参考書など、プログラミングの学習の選択肢は多数あって、うまく活用すれば独学でのスキル習得も可能です。
ただ、プログラミングに触れるのが初めてだと、何から手をつけたらいいかわからなくなる人も少なくありません。
スクールであれば、プログラミング初心者が理解すべきことを然るべき手順で教えてくれます。
そのため、自分で教材を選んだり、どこから手をつけていいんだろうと悩む必要がありません。
2.挫折する可能性が低くなる
プログラミングスクールに通うメリット2つ目は、挫折する可能性が格段に低くなることです。
多くの人にとってプログラミングは簡単なものではありません。
学校教育で学ぶ機会もなかったため、ほとんどの人はプログラミングの基礎知識すらない状態で学習をスタートします。
独学の場合、専門用語だらけの解説を見ながら、自身で何とか先に進めていかなければいけません。
エラーへの対処方法がわからずに学習がストップしてしまうこともよくあります。
そして何よりも、目標に向かって一人で学習していくのには強い意思が必要です。
プログラミングスクールであればメンターの目がありますし、課題が出ればやらざるを得ないため、サボりたくなったときの抑止力になります。
またスクールは「わからないところを質問できる」「学習進捗を管理してくれる」など、挫折を回避する仕組みができています。
受講者がつまずきやすいポイントも熟知しているので、難しい箇所もしっかりサポートしてもらえますよ。
3.目的やゴールに合ったスキルを身につけられる
プログラミングスクールに通うメリット3つ目は、「目的」や「ゴール」に合ったスキルを身につけられることです。
社会人がプログラミングを学ぶ目的は、「転職」「副業」「仕事で必要になった」など人それぞれ。
そのため、目指すゴールも人によって違います。
たとえば英語を学ぶ際も、「英会話ができるようになりたい人」と「TOEICのスコアを伸ばしたい人」とでは、使う教材も学習内容も全く違いますよね。
社会人がプログラミングスクールの受講を無駄にしない選び方
決して安くはない受講料を払ってプログラミングスクールに通ったのに、「思ったようなスキルが身につかなかった」「転職につながらなかった」など、せっかくの受講が無駄になるようなことは避けたいですよね。
社会人がプログラミングスクールの受講を無駄にしない選び方のポイントは以下の9つです。
- プログラミングを学ぶ目的で選ぶ
- どの程度サポートしてもらいたいかで選ぶ
- 転職サポートの有無で選ぶ
- オンラインか通学かで選ぶ
- どんな仕事をしたいかで選ぶ
- 全くの初心者は「質問し放題」のスクールを選ぶ
- 「学習にあてられる時間」を見積もってコースを選ぶ
- タイピングが苦手ならビデオ通話サポートのあるスクールを選ぶ
- メンター(講師)は現役エンジニアにこだわらなくていい
上記ポイントを押さえることで、スクール選びを失敗することがなくなります。
各ポイントについて詳しく解説していくので、ぜひチェックしてください。
1.転職のため?教養のため?プログラミングを学ぶ目的で選ぶ
まずはプログラミング学習の目的を明確にし、必要なスキルが身につくスクールを選びましょう。
一口にプログラミングスクールと言っても、「転職」「副業」「今の仕事に活かしたい」など、ゴールが違えば選ぶべきスクールやコースも違います。
たとえば、テックキャンプの「エンジニア転職」は、最終的にオリジナルのWEBサービスを作れるレベルまで目指すコース。
一方、サムライエンジニアの「教養コース」は、プログラミングの一歩を踏み出すための基礎学習をするコースです。
また、「WEBデザインの仕事に就きたい」「データサイエンスの知識を身につけたい」など具体的に学びたいことが決まっている人には、DMM WEBCAMPのように細かくコースが分かれたスクールもあります。
2.どの程度サポートしてもらいたいかで選ぶ
どの程度のサポートを望んでいるかも、スクール選びでは重要です。
サービス内容を確認せずにスクールを選ぶと、「思うようなサポートを受けられなかった」「必要のないサービスが多すぎて割高に感じる」といった不満を感じてしまうからです。
サポート内容はスクールによって千差万別。
たとえば「質問し放題」があるスクールなら、講師やメンターにいつでもチャットで質問できます。
プログラミング初学者の挫折原因、『わからないことがあって先に進めなくなる』を防げるのが大きなメリットです。
またテックキャンプのように、一人ひとりに「専属コーチ」がついて、学習進捗の管理やモチベーション維持のサポートをしてくれるスクールもあります。
ほかにも、「提出した課題を回数無制限でチェックしてくれる」「メンターのマンツーマンレッスンが受けられる」といったスクールも。
ただ一般的には、サポートが充実しているほど受講料は高めなので、内容を十分に考慮したうえで選びましょう。
3.転職サポートの有無で選ぶ
転職サポートの有無で選ぶのも一つの方法です。
プログラミングスキル習得後に最も大変なのは、未経験の人が最初の案件をつかむこと。
企業側にしてみれば、未経験の人よりも経験がある人に仕事を依頼したいのは当然ですよね。
その最も大変なことをサポートしてくれるのが「転職サポート」です。
企業と提携しているスクールもあるので、「プログラミング学習→転職」がスムーズに進むのがメリット。
また大手スクールのなかには、経済産業省や厚生労働省の給付金対象となっていて、一定条件を満たせば受講料の最大70%が支給される転職コースもあります。
(※参照:テックキャンプ公式サイト)
転職を目的にプログラミングを学ぶなら、転職サポートのあるスクールを検討していきましょう。
4.オンラインか通学かで選ぶ
プログラミングスクールには、オンラインと通学があります。
どちらがいいかは、あなたの生活パターンや性格などを考慮して決めましょう。
通学の良いところは、同じ志をもつ仲間と切磋琢磨できる点です。
オンオフの切り替えが苦手な人や、人の目がないとサボってしまいがちな人にも通学が向いているかもしれません。
ただ通学タイプのスクールは、昨今の社会事情により休校になるリスクがあります。
期間が空いてしまうと、モチベーションが下がって、学習が続かなくなる原因にも。
一方オンラインは、パソコンとWi-Fi環境を準備する必要はあっても、居住地に関係なくスクールを選べるのがメリット。
交通費や通学時間がかからず、自宅で好きな時間に学習できる点は、忙しい社会人向けといえるでしょう。
5.どんな仕事をしたいかで選ぶ
転職や副業のためにプログラミングを学ぶ方は、どんな仕事をしたいかでスクールを選びましょう。
プログラミング言語は複数あり、言語によってできる仕事が異なります。
そして習得できる言語は、スクールやコースで違ってきます。
深く考えずにスクールを選んでしまい、「カリキュラムは完了したけど、やりたい仕事に就くためのスキルは身につかなかった…」では大変です。
ここでは代表的なエンジニアの仕事を紹介しますので、スクール選びの参考にしてください。
フロントエンドエンジニア
WEBサイトやWEBアプリの見た目部分、つまりユーザーの目に触れる部分をつくる仕事です。
HTML、CSS、JavaScriptといった言語を使って、サイトやアプリの設計・構築をします。
サイトのデザインを任されることもあるため、企業や案件によっては、コーディング以外にWEBデザインもできると仕事の幅が広がるでしょう。
「WEBサイト」の制作をしたいのであれば、テックアカデミー、テックキャンプ、インターネットアカデミーのようなデザイナーコースのあるスクールがおすすめです。
「WEBアプリ」の制作をしたい方は、DMM WEBCAMP、テックアカデミーのようなWEBアプリ開発が学べるスクールを選びましょう。
WEB開発エンジニア(バックエンドエンジニア)
WEBサイトやWEBアプリの裏側、ユーザーの目には見えない部分のシステムをつくるエンジニアです。
サーバーやデータベースの構築、プログラム開発、保守や運用などを行います。
使用する言語は、PHP、Java、Ruby、Pythonなど。
求人数がフロントエンドエンジニアよりも多いため、WEB開発エンジニアを足がかかりに仕事をはじめる人も多いです。
大手スクールでWEB開発エンジニアを目指すのに適しているのはDMM WEBCAMPです。
DMM WEBCAMPには、受講料の70%が支給される『教育訓練給付金制度』の対象講座もあるため、少ない出費で学習できる点もメリットです。
データサイエンティスト
最近注目のデータサイエンティストは、データの分析を元に企業の事業戦略を練るといった仕事です。
主流となる言語は、人工知能開発やビッグデータ解析などを得意とするPython(パイソン)。
そのため、データサイエンティストを目指すなら「Python」を扱うスクール選びが大前提となります。
学習内容は数学的な部分が多いため、学生時代に数学が好きだった人や、理系の人に向いています。
「データサイエンス」の専門コースがあるのは、テックアカデミー、コードキャンプ、Aidemy(アイデミー)です。
DXコンサルタント
「DX」とはデジタルトランスフォーメーションの略で、テクノロジーを活用して企業に変革をおこすという意味です。
DXコンサルタントは、プログラミングの知識を活用した業務のデジタル化や課題解決などの提案・指導を行う仕事。
もともと持っているスキルにプログラミングの知識を合わせるカタチで活かせるため、営業やマーケティングからキャリアチェンジしたい方などにおすすめです。
コンサル業務は給与が高いため、人材価値を上げたい、高収入を狙いたいといった方にも適しています。
DXコンサルタントを目指すなら、以下3つの学習方法があります。
- テックキャンプ プログラミング教養のような幅広い知識が学べるスクールを選ぶ
- Progate(プロゲート)やudemy(ユーデミー)のような学習サイトを利用して独学で学ぶ
- ココナラのようなスキルマーケットで先生を探す
なかでも最もおすすめなのは、スキルマーケットで先生を探す方法です。
DXコンサルタントになるための専門スクールありません。
ですから、実務に沿った内容を学ぶには、現役のコンサルタントから直接教わるのが一番の近道。
ココナラなどのスキルマーケットには、現役のDXコンサルタントが先生として登録しているので、ぜひ活用してみてください。
6.全くの初心者は「質問し放題」のスクールを選ぶ
プログラミング学習をゼロからスタートする方は、「質問し放題」のサポートがついたスクールを選びましょう。
「質問し放題」とは、受講時間中講師が待機しており、チャットなどでいつでも質問できるサービス。
プログラミング学習をしていると、「不明点が出てくる」「エラーが解決できない」といったことが頻繁に起こります。
そんなとき「質問し放題」のスクールであれば、その場ですぐに問題を解決できます。
マンツーマン指導のあるプログラミングスクールもありますが、マンツーマン指導は回数・時間・日時などが限られる点に注意しましょう。
質問できる日まで先に進めなくなるため、不明点やエラーの自己解決が難しい初心者には、いつでも質問できるスクールがおすすめです。
7.「学習にあてられる時間」を見積もってコースを選ぶ
働きながらプログラミングスクールに通う場合は、学習にあてられる時間を見積もった上でコースを選びましょう。
プログラミングスクールのコースには、400時間、600時間などカリキュラムを完了させるための「学習目安時間」があります。
学習時間を十分に確保できないと、授業についていけなくなったり、期間内に課題が終わらなくなったりしてしまいます。
仕事が終わったあとに自宅で勉強できるのは、2~3時間が限界なのではないでしょうか。
土日をすべて学習時間に費やすことも簡単ではないですよね。
平日の就業後や週末にどれくらい学習時間を確保できるかを考えて、実現可能なコースを選びましょう。
8.タイピングが苦手ならビデオ通話サポートのあるスクールを選ぶ
タイピングが苦手な人は、「ビデオ通話」でサポートしてくれるスクールを選びましょう。
タイピングに不慣れな人が、チャット対応のみのスクールを選んでしまうと、質問ひとつするのにも時間がかかってしまうからです。
ビデオ通話であれば、メンターさんと共有画面を見ながら「ここの部分が…」などと言葉で説明できます。
質問しやすく理解もしやすいので、効率よく学習できますね。
ビデオ通話に対応しているのは「テックキャンプ」と「DMM WEBCAMP」です。
9.メンター(講師)は現役エンジニアにこだわらなくていい
現役エンジニアがメンター(講師)であることをウリにしているスクールもありますが、現役エンジニアのメンターが必ずしも最高というわけではありません。
プログラミング未経験者には、現役エンジニアの教える内容や専門用語が難しすぎて理解できないケースもあるからです。
たとえば、「こういう風に解決するといいですよ」とアドバイスを受けても、プログラミング知識が皆無だと「何を言われているかわからない」といったケースもあります。
メンターは「プログラミング未経験者がわからないことをわかりやすく教えてくれる」ことが重要です。
とくに、プログラミングに初めて触れる「全くの未経験者」は、現役エンジニアにこだわる必要はありません。
社会人がプログラミングスクールに通う際の注意点
この章では、プログラミングスクールに通う際の注意点や心構えについて解説していきます。
「プログラミングスクールに高いお金を支払ったのに、プラスになることが何もなかった」と後悔しないためにも、一通り目を通しておきましょう。
1.学習時間をしっかり確保する
どのスクールを選んだとしても、働きながらプログラミングスクールに通う場合、学習時間をしっかり確保することが重要です。
やる気に満ちて始めたものの、「忙しくて勉強する時間がない」という理由で挫折する社会人は少なくないからです。
プログラミングは、通勤時間や休憩時間といったスキマ時間のみで習得できるものではありません。
コース期間は、就業後のプライベート時間や休日を返上して取り組む覚悟が必要です。
ですから学習をスタートする時期は、少なくとも仕事の繁忙期を外しましょう。
帰宅時間が遅いと十分な学習時間を取れないことはもちろん、疲れていると勉強にも身が入らないからです。
学習時間をしっかり確保して、プログラミング学習をスタートしてくださいね。
2.目的を明確にしないと挫折しやすくなる
- エンジニアは稼げそう
- 仕事につながりそう
最近はエンジニア人気が高いため、なんとなくプログラミングを学び始める人もいるでしょう。
キッカケは何でも良いのですが、「何のためにプログラミングスキルを身につけたいのか」が明確でないと、困難にぶつかったときに踏ん張れなくなってしまいます。
たとえば、海外旅行から帰った直後に「もっと英語が話せたら現地の人と仲良くなれるのに…」と思って英会話の勉強を始める人は少なくありません。
しかし、しばらくすると当初の熱は徐々に冷めていくケースがほとんど。
今すぐ英語が話せなくても日常生活に支障がないため、大変な思いをしてまで頑張ろうという気持ちがなくなってしまうからです。
一方、「英語が必要な部署に配属された」「TOEICのスコアが昇進の条件になっている」といった場合は、何とか習得しようと頑張るはずです。
同じように、プログラミング学習も目的がないと「まあいっか」という気持ちから挫折しやすくなってしまいます。
「何のためにプログラミングスキルを身につけたいのか」という目的を明確にし、それを達成するために頑張りましょう。
3.スクールのカリキュラムにあてる学習時間を確保する
プログラミングスクールでは、コースごとに学習スケジュールが決まっています。
スクールのカリキュラムにあてる学習時間をあらかじめ確保しておきましょう。
期間内に学習が終わらないと、延長料金がかかってしまうからです。
スクールやコースによって学習時間の目安はさまざまですが、合計600時間ほど確保するようにスケジュール組むことをおすすめします。
たとえば仕事をやめて短期集中する場合、週6日×8時間の学習で48時間です。
600時間確保するためには、2~3ヶ月ほど必要となります。
仕事をしながら学習する場合、仕事のある日は毎日2時間、休みの日に8時間と考えると1週間で26時間。
600時間確保するためには、5~6ヶ月ほど必要になる計算です。
「週2日は休みたい」「仕事の後は勉強したくない」という考えでスクールに通うと、期限内に終わらない可能性が高くなるので注意しましょう。
実際、学習時間を確保していないことが原因で、延長料金を払っている受講生もいます。
とくに働きながら学習する場合、半年間はプライベートの時間のほとんどを学習時間にあてる覚悟をしておいたほうがいいでしょう。
4.メンター(講師)には礼儀正しく接する
スクールをうまく活用するには、メンター(講師)に礼儀正しく接することも重要です。
マナーのよい受講生はメンターも安心して対応できるため、良いサービスが受けられます。
逆に、マナーの悪い受講生は、最低限のサービスしか受けられない可能性があります。
メンターが「クレームにならないように気をつけよう」と必要以上に気を使うため、当たり障りのない対応しか教えてもらえないためです。
うまくできないことへの苛立ちやストレスからメンターに強くあたったり、イライラをぶつけたりすると、要注意人物として扱われます。
ほとんどのスクールは、利用規約に「暴言や過度なサービスを要求すること」を違反行為として定めています。
暴言などがエスカレートすると、サービスの利用停止になることもあるので注意しましょう。
5.学習が追いつかない場合の対処法を知っておこう
学習が追いつかない場合や、最終課題の提出期限に間に合わなかった場合は、「辞める」or「延長する」のどちらかを選択します。
ただ、元々プログラミングスクールの料金が高いこともあって、延長料金は高め。
たとえばテックキャンプの場合、1~2週間ごとの延長で8万円、1ヶ月で17万円ほどの延長料金がかかります。
また「転職保証コース」は、期間内に学習をやりきれなければ対象から外れてしまいます。
上記理由から、学習時間を十分に確保し、実現可能なコースを選ぶことはとても重要です。
ただなかには、「急な怪我や病気になってしまった場合はどうなるの?」と思う方も多いのではないでしょうか。
基本的に特例はありませんが、カウンセリング時にカウンセラーに確認しておきましょう。
プログラミングスクールの転職保証とは?適用条件や向いている人も解説
プログラミングスクールの転職保証とは、コース受講後に転職できなかった場合、受講料が返金されるサービスのことです。
多くのプログラミングスクールでは、受講後に履歴書の添削や面接対策、求人の紹介など、転職のサポート(転職支援)をしてくれます。
しかし、転職できるかどうかは個々のスキルや努力次第。
サポートしてもらったらからといって、誰もが転職できるわけではありません。
転職保証のあるスクールは、万が一転職できなかった場合に「受講料を返金する」という担保をしてくれるわけです。
- 転職支援:履歴書添削・面接練習・求人紹介など転職のためのサポートをしてくれること
- 転職保証:カリキュラム終了後に転職できなかった場合、受講料を返金してくれること
プログラミングスクールの転職保証が適用される条件
転職保証の適用条件はスクールによって異なります。
- 「そんな条件がついているとは知らなかった」
- 「自分は転職保証の対象外だった」
と後悔しないために、どのような条件のもとで転職保証が適用されるのか、カウンセリングで必ず確認しましょう。
この章では、多くのスクールで用いられている転職保証の2つの適用条件について解説していきます。
1.年齢要件を満たしている
どのスクールでも、転職保証には「対象年齢」があります。
有料のプログラミングスクールであれば受講自体は何歳でもできますが、転職保証の対象年齢は「20代まで」「39歳まで」「学生はNG」などスクールごとに決まっています。
転職保証を希望する場合は、年齢要件を満たしているかを必ず確認しましょう。
プログラミングスクール名 | コース名 | 転職保証の対象年齢 |
---|---|---|
テックキャンプ | エンジニア転職 | 39歳以下 |
DMM WEBCAMP | エンジニア転職 短期集中コース | 29歳以下 |
テックアカデミー | エンジニア転職保証コース | 20歳~32歳 |
2.転職保証の違反事項に触れていない
「これを守らないと保証から外れる」という転職保証の違反事項に触れていないことも、転職保証の必須条件です。
プログラミングスクールは、プログラミング初心者が転職できるまでの仕組みを作り、それに基づいて指導やサポートをしています。
そのため、スクール側が定めたルールに従わない場合は転職を保証することができません。
- 転職支援セミナーを無断で欠席した
- 講師からのチャット連絡に◯日間返信がない
- 課題の提出期限を守らない
たとえばテックキャンプの場合、3日間連絡がつかないと「あと◯日以内に返信がなければ対象外になります」といった形で注意勧告が出されます。
また、課題を期限までに提出しない場合も、転職保証から外れる場合があります。
「学習開始から◯日目までにこのレベルの成果物を完成させた」といったプログラミングレベルの証明ができず、スキル不足と判断されるためです。
転職保証を受けるためには、プログラミングスクールのルールに従ってください。
転職保証のあるプログラミングスクールが向いている人
転職保証のあるプログラミングスクールは以下のように人に向いています。
- すぐに転職したい人
- 受講費用を抑えてプログラミングスキルを身につけたい人
該当する人はメリットが大きいので、ぜひ利用を検討してみてください。
すぐに転職したい人
転職保証のコースでは、カリキュラムが終了したらすぐに転職活動を行います。
求人紹介、履歴書添削、面接対策といった転職活動のサポートの期間は「受講期間終了から半年間」ほどのスクールがほとんど。
サポート期間終了後は、自力で就職活動をしなければいけません。
そのため転職保証コースは、「すぐに転職活動ができる人」「いつでも現職を辞められる人」におすすめです。
受講費用を抑えてプログラミングスキルを身につけたい人
大手スクールのなかには、経済産業省や厚生労働省の給付金対象となっていて、一定条件を満たせば受講料の最大70%が支給される転職保証コースもあります。
(※参照:テックキャンプ公式サイト)
たとえばテックキャンプの「エンジニア転職」では、65万円超のコースが実質19万円台で受講できます。
また転職保証付きのコースなら、万が一転職できなかった場合も費用が返金されます。
費用をできるだけ抑えてプログラミングを学びたい方は、転職保証のあるスクールを検討しましょう。
【年代別】就職・転職支援でおすすめプログラミングスクールを紹介
続いて、就職・転職を考えている方の年代別におすすめプログラミングスクールを紹介します。
年代 | スクール名 |
---|---|
20代 | DMM WEBCAMP |
30代 | テックキャンプ エンジニア転職 |
40代 | テックキャンプ プログラミング教養 |
それでは順番に解説していきます。
【20代の転職におすすめ】DMM WEBCAMP
- 3~4ヶ月での就職・転職を狙える
- 20代には転職保証つきコースあり
- 対象講座は受講料が最大70%戻ってくる
DMM WEBCAMPは、20代が「低コスト」「短期間」で就職・転職を狙えるプログラミングスクールです。
DMM WEBCAMPには、経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座」に認定され、厚生労働省の「専門実践教育訓練給付金制度」の対象となっている講座があります。
上記講座を受講した場合、条件を満たせば支払った受講料の最大70%が教育訓練給付金として支給されます。
給与や貯蓄が少なく、スクールの費用はできるだけ抑えたいと思っている20代には嬉しいですね。
また、DMM WEBCAMPには、30歳未満向けの『転職保証つきコース』がある点から、「20代なら確実に就職・転職できる」と自信をもっていることが伺えます。
20代の場合、DMM WEBCAMPが用意している学習プログラムをやり切ることで、転職・就職できる可能性が高いと言えるでしょう。
【30代の転職におすすめ】テックキャンプ エンジニア転職
- 39歳まで転職保証あり
- 転職成功率98%の実績(※)
- 条件を満たせば受講料が最大70%戻ってくる
※2016年9月1日〜2023年6月30日の累計実績/ 所定の学習および転職活動を履行された方に対する割合
30代でエンジニアへの就職・転職を目指すのにピッタリなのは、テックキャンプ エンジニア転職です。
エンジニアは、30歳を超えると未経験の求人が一気に減り、転職の難易度は高くなるのが現実。
しかしテックキャンプ エンジニア転職は、39歳までの受講者に『転職保証』をつけています。
実際、30代の生徒を受け入れているにも関わらず、転職成功率は98%と非常に高いことから「30代を転職成功へ導くノウハウ」をもっていることがわかります。
万が一、内定が出なかった場合は、受講料が全額返金されるのも心強いのではないでしょうか。
また、テックキャンプ エンジニア転職では、提携先企業だけでなく、受講者自身が探してきた企業の求人でも親身に相談に乗ってもらえます。
一般的なプログラミングスクールの「無料キャリアサポート」は、人材紹介料によって利益が生じる提携先企業のみのケースが多いため、テックキャンプは非常に良心的と言えます。
テックキャンプ エンジニア転職は、厚生労働省の「専門実践教育訓練給付制度」の対象となっており、条件を満たせば支払った受講料の最大70%が戻ってきます。
【40代の転職におすすめ】テックキャンプ プログラミング教養
- 自分のペースで学習を進められる
- キャリアアップに活かせるプログラミングスキルが身につく
- 本田圭佑さんなど著名人も受講している
残念ながら、40代の未経験向けエンジニア求人はほぼありません。
そのため40代の方は、エンジニアになるためにプログラミングを学ぶのではなく、就職や転職・キャリアアップに活かすためにプログラミング学習はおすすめです。
そこで活用できるのが、テックキャンプ プログラミング教養です。
エンジニアと話せる「プログラミング知識を持った人材」は、IT業界はもちろん、どの業界でも重宝されます。
これまでの経験にプログラミングの知識とスキルが加われば、あなたの価値は何倍にも高まり、現職でのキャリアアップにも転職にも有利に働くでしょう。
テックキャンプのプログラミング教養は、仕事をしながら学びたい方に特化しています。
過去に、サッカー元日本代表の本田圭佑さん、スカイマーク会長の佐山展生さんなど著名人が受講している学習プログラムです。
社会人向けプログラミングスクールに関するよくある質問まとめ
社会人のプログラミングスクールに関するよくある質問について解説していきます。
プログラミングスクールのコースは、2ヶ月ほどの超短期から、12ヶ月程度の長期までさまざま。
受講期間はコース内容のほかに、1日あたりどれくらいの時間を勉強にあてられるかでも変わってきます。
短期間のコースは、「1日10時間×週5日」など、1日あたりの学習時間が十分に確保できる人向けとなります。
「勉強できるのは夜間や休日」という方は、期間が長めのコースを選びましょう。
勉強できる時間帯が日によってまちまち、自分のタイミングで学習したい、といった方には「オンライン」がおすすめです。オンラインスクールはレッスン時間の選択肢が広く、22時くらいまでメンターに質問できるところも多いからです。
交通費や通学時間がかからないのもオンラインのメリットです。
一方、仲間がいた方が頑張れる人、オンオフを切り替えたい人などには「通学」がおすすめ。わからないことがあったときにすぐに講師に質問できるのも、通学のメリットです。
プログラミング未経験者を対象としたコースは、基礎の基礎から体系的に学べるカリキュラムになっているため、知識ゼロからのスタートでも問題なくスキルを習得できます。
実際、受講生の大半がITやエンジニアとは無関係の職種出身というスクールも少なくありません。
エンジニアやプログラマーに転職したい方はもちろん、IT系の営業職やコンサルタントを目指している人にもおすすめです。
プログラミングの知識があることで、デジタルやテクノロジーを活用したざまざまな提案ができるようになります。
また、仕事でエンジニアと話す機会がある方、社内でのキャリアアップを目指す方にも向いているといえるでしょう。
プログラミングスクールには、プログラミングの基礎が学べる超初心者向けコースもあれば、オリジナルアプリを作れるレベルを目指すコースもあります。
まずはあなたがプログラミングを学ぶ目的を明確にしてください。
「ITエンジニアに転職したい」「プログラミングの知識を身につけて社内でのキャリアアップをはかりたい」「情報技術の基礎学習をしてICTリテラシーを高めたい」など、あなたの目的にあったスキルが身につくスクールやコースを選びましょう。
コース選びに悩んでいる方は、スクールの無料カウンセリングで相談してみてください
今は市販のテキストだけでなく、無料の解説動画や学習サイトなど、プログラミングを学習するための教材が多数あります。
自分のレベルに合った教材を選んでうまく活用すれば、独学でも身につけることは十分可能です。
ただ独学の場合、非効率な方法で学習を進めてしまったり、わからない問題にぶつかったときにすぐ解決できなかったりして、スキル習得までに時間がかかる可能性もあります。
また、一人で学習を進めなければいけないため、挫折してしまうケースも少なくありません。
プログラミング未経験からスタートするのであれば、スクールを利用した方が短期間で効率よくプログラミングスキルを習得できるでしょう。
あります
通常のコースは学生から社会人まで誰でも受講できます。ただ「転職保証」を設けているコースには年齢制限があるケースも多いです。
「20代まで」「30代まで」などスクールによって条件が異なるので、ホームページやカウンセリングで確認しましょう。
「新卒ではなく転職であること」「離職期間が◯ヶ月以内であること」「受講後はフルタイムの正社員勤務をする意思があること」など、転職保証の受講条件はスクールによって様々です。
ホームページに記載されていないこともあるため、申込み前に必ず確認しましょう。
返金されないケースもあります。
転職保証には、「これを守らないと保証から外れる」という違反事項があります。
例えば「保証対象の年齢を超えている」「課題を期限内に提出しない」「カウンセリングやセミナーの欠席率が高い」などです。
違反事項はスクールによって異なるので、カウンセリングの際に必ず確認してください。
可能ですが、学習時間をしっかり確保しましょう。
働きながら受講する社会人は多くいます。
ただ転職保証コースでは学習カリキュラムが組まれており、提出課題などもある点に注意が必要です。
受講中は、仕事が終わったあとや週末などのプライベートを返上する覚悟で学習する必要があります。
スクールによって異なります。
SES企業、受託開発企業、自社開発企業などさまざまですが、スクールによって「SES企業が多め」のように紹介先が偏っているケースもあります。
スクールの公式ホームページに「卒業生の転職先例」や「卒業生のインタビュー」などが掲載されているので参考にしてください。
全国どこにお住まいの方でも転職保証を受けられますが、勤務先については「東京のみ」「東京・大阪・福岡」など、スクールによって対象エリアが異なります。
詳しくは各スクールにご確認ください。