はじめて「WEB面接」を受けることになり、緊張したり、準備に戸惑ったりしている人もいるのではないでしょうか。
また『WEB面接』と『対面面接』が選べる場合、どちらを選ぶべきか悩んでいる人もいるかもしれません。
伊藤 陽介
株式会社ビズヒッツ代表の伊藤です。
今回、WEB面接の経験者482人に「WEB面接のメリット・デメリット・準備したこと」ついてアンケート調査を実施。
最後には、WEB面接を受けてみた結果、「WEB面接と対面面接のどっちがいいか?」も聞いています。
- 調査対象:WEB面接をした経験がある人
- 調査日:2021年6月4日~18日
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 調査人数:482人(女性287人/男性195人)
WEB面接の経験者が感じたメリットやデメリットを知ることで、やってよいことダメなことの判断材料となれば幸いです。
WEB面接を受けた482人がメリットと感じたこと
まず「WEB面接のメリットは何だと思いますか」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
上位7位までをランキング形式で紹介します。
WEB面接を受けた482人メリットと感じたこと1位は、「面接会場までの交通費の節約(147人)」です。
2位は「面接のため会社まで行かなくていい(126人)」、3位「対面面接に比べて緊張しにくい(101人)」と続きます。
その後は4位「面接会場までの移動時間がかからない(100人)、5位「遠方の会社の面接を受けやすい(43人)」、6位「面接の日程調整がラク(40人)」、7位「いくつもの会社の面接を掛け持ちできる(22人)となりました。
アンケートの調査結果からみえる全体的な特徴としては、「移動がなくなることに伴う時間・お金・手間が抑えられること」への言及の多さが見て取れます。
また、8位以下には「準備に時間をかけられる」「メモを見ながら話せる」などの回答が寄せられています。
では、ランキングの結果に対して、具体的な回答もあわせて解説していきます。
1位 面接会場までの交通費が節約できる
アンケートの回答数1位は「面接会場までの交通費が節約できる」でした。
- 経済的にあまり余裕がないこともあり、交通費がセーブできるのは大きなメリット(20代男性)
- 面接場所までの電車賃がかからないことです(50代女性)
面接会場まで移動するための交通費がかからないのは、応募者側にとって大きなメリットと言えるでしょう。
「海外で転職活動していたとき、オンライン面接によって渡航費が削減できた」「一次面接では交通費支給なしの場合も多いが、オンラインなら負担がなくなる」などの回答が寄せられました。
また、交通費以外にも費用の節約に関しては、「スーツ、靴、ストッキング代などもかからない」といった回答も寄せられています。
2位 面接のために会社まで行かなくていい
2位は「面接のために会社まで行かなくていい」です。
- 現地に訪問することなく面接ができる(20代男性)
- 会社に出向かなくても、パソコンの前で面接が完結するところ(30代女性)
面接のために「外出しなくていい」「自宅で受けられる」のがメリットという意見が多数。
会社まで行くとなると時間やお金がかかるほか「交通機関の経路を調べて、時間通りに乗る」「持ち物の準備をする」といった手間もかかります。
また社会情勢の変化により「できるだけ外出や人との接触を減らしたいので、非対面がありがたい」と考える人も。
外出しないことでコストや手間、人との接触を減らせるのがメリットと感じる人が多いようです。
3位 対面面接に比べて緊張しにくい
「対面面接に比べると緊張しにくい」が3位でした。
- 会場独特の緊張感がなく、少しリラックスして面接に挑めること(20代女性)
- 直接対面ではないし、自分に慣れた場所でできるので、緊張しにくい(30代女性)
- ホームで心に余裕がもてる(40代男性)
自宅など慣れた環境の中で直接会わずに面接ができるため「対面よりも緊張しない」と答えた人が多数。
「自然体で臨める」「社長相手でしたが、画面越しなので対面より緊張せずに済んだ」「面接独特の緊張感はありますが、会社に伺うよりリラックスできた」といった回答も。
また面接官だけではなく他の応募者とも顔を合わせないことから「周りのライバルに気にしないでいい」「雰囲気にのまれない」という意見もありました。
4位 面接会場までの移動時間がかからない
4位は「面接会場までの移動時間がかからない」です。
- 移動時間などムダな時間がかからない(30代男性)
- 移動時間不要で、在職中の転職活動の場合はとくに効率がいい(40代女性)
「通信さえできればどこで面接しても構わないので、就業中でも早退の必要なく気楽に受けられる」など、在職しながら転職活動している人にはとくにメリットが大きいようです。
「忙しくて移動時間にさえストレスを感じるときにありがたい」といった意見もあり、移動そのものが転職・就職活動のストレスになっている様子もうかがえました。
5位 遠方の会社の面接を受けやすい
5位は「遠方の会社の面接を受けやすい」です。
- 直接企業に足を運ばなくても面接ができるため、遠方の企業も受けやすい(20代女性)
- リアルだとムリな距離のスケジュールも、オンラインなら可能なこと(40代男性)
- 東北に住んでいますが、関東の会社の面接でも気軽に受けられました(50代女性)
「千葉在住で、長崎に本社がある会社の面接を受けるときに便利だった」「遠方の面接にも気軽に申し込める」などの体験談も寄せられました。
時間や交通費がかからないので、遠方の企業でも応募しやすくなりますね。
オンライン面接によって、遠方の会社を受ける際のハードルが下がるとわかります。
6位 面接日の日程調整を組みやすい
6位は「面接日の日程調整を組みやすい」です
- 移動時間がないため、スケジュールが組みやすい(20代女性)
- 子育て中など、家を長く離れられないときや隙間時間に面接できること(30代女性)
- スケジュールの調整がしやすい(40代男性)
「移動時間を考慮する必要がないため、会社まで出向くのに比べて日程調整しやすい」と答えた人が多数。
「仕事を休まなくてすむところが魅力」「休憩時間、定時が終わってからすぐに面接が可能となり、転職活動がしやすくなった」など、とくに働きながらおこなう転職活動ではメリットが大きいようです。
7位 オンラインだといくつも会社の面接を掛け持ちで受けられる
7位は「オンラインだといくつも会社の面接を掛け持ちで受けられる」です。
- オンラインだと、1日に複数の会社を受けられること(20代男性)
- これまでより多くの面接をこなせるところ(40代女性)
「同じ日に何件かの面接を掛け持ちできる」「一日に複数の会社の説明会や面接を組める」という声が寄せられました。
移動時間がなく日程調整もしやすいため、一日で複数の予定をこなしている人が多いとわかります。
「多くの企業に応募したい」「早く転職・就職活動をすすめたい」という人には大きなメリットですね。
WEB面接を受けた482人が感じたデメリット
続いてWEB面接のデメリットについて聞いたところ、回答は以下の結果となりました。
回答数上位7位までをランキング形式で紹介します。
1位は「WEB面接中に通信・機材トラブルの可能性がある(156人)」です。
2位は「モニターの画面越しだと社風がわかりにくい(117人)」、3位「面接官の表情・反応がわかりにくい(111人)」、4位「対面面接に比べてスムーズな会話が難しい(72人)」と続きます。
その後は、5位「面接官と応募者の互いの人柄が伝わりにくい(67人)」、6位「応募者の熱意・思いが伝わりにくい(52人)」、7位「WEB面接前の準備が大変(44人)」という結果となりました。
調査結果から、相手のリアルな反応がわからなくて戸惑うなど、対面よりもコミュニケーションが難しいと感じた人が多いことが見て取れます。
8位以下には「リラックスしすぎて、気持ちの切り替えが難しい」「視線をどこに向けたらいいかわからない」といった回答も寄せられました。
では、調査結果に対して具体的な回答もあわせて解説していきます。
1位 WEB面接中に通信・機材トラブルの可能性がある
1位は「WEB面接中に通信・機材トラブルの可能性がある」でした。
- 回線状況が不安定だとしっかりとした面接ができないことです(20代男性)
- 私がオンライン面接をしたときは、PCがうまく繋がらず、面接が始まるまでに予想以上に時間がかかりました(30代女性)
- 機器のトラブルがあると困る。実際にマイクがうまく機能せず、電話とオンライン面接を併用しました(50代女性)
「通信状態のせいで音声が乱れて、うまく面接がすすまない」「通信環境が悪いと、同じ質問を何度も繰り返すなどの手間が発生する」という回答が多く寄せられました。
また「トラブルが起きると、相手にネガティブな印象を与える」「回線状況が悪くなると、印象も良くないと思う」という意見もありました。
2位 モニターの画面越しだと社風がわかりにくい
2位は「モニターの画面越しだと社風がわかりにくい」です。
- 直接社員と会えないので雰囲気がわかりにくい(20代女性)
- オンラインのみで選考が完結した場合、実際に働く職場環境や雰囲気など見えないので、判断材料に欠けてしまうこともある点がデメリット(30代男性)
- 実際にその会社の様子を見られない点(40代女性)
WEB面接では実際に会社まで行くわけではなく、画面にうつるのもおそらく「採用担当者がいる部屋のみ」が多いでしょう。
会社の建物や社員の様子を見られないため「職場の雰囲気が伝わりづらい」「自分に向いている職場なのかわからない」と感じる人が多くいました。
「面接官の対応だけで判断しないといけない点が、少しネックに感じた」という意見もありました。
3位 面接官の表情・反応がわかりにくい
「面接官の表情・反応がわかりにくい」が3位でした。
- 1番のデメリットは表情が伝わりにくいこと。顔が見えていても、画面上で相手の表情を読み取るのはこんなにも難しいのかと痛感しました。(20代男性)
- 対面ではないので相手の感情や反応がわかりにくい(30代男性)
- 画面を通してだと目が合わないので、表情が読み取りにくい(50代女性)
画面越しだと「相手の表情や反応」や「場の空気」がわからなくて戸惑うという声が多数。
「人事担当者の反応が薄く見えてしまう」「相手の反応が薄いと、聞こえてるのか不安になる」という回答も。
中には「相手がマスクを着用しており、さらに表情が読み取れず戸惑いました」という回答もありました。
4位 対面面接に比べてスムーズな会話が難しい
4位に入ったのは「対面面接に比べてスムーズな会話が難しい」です。
- やりとりが被ってしまい、変な間が生まれてしまうこと(20代男性)
- どうしてもタイムラグが発生するので、面接官とスムーズにやり取りするのが難しいこと(30代女性)
- 相手が話すタイミングと被ってしまうことがあり、気まずくなることがあった(40代女性)
WEB面接では通信状況に大きな問題がなくてもタイムラグが発生することもあり「話しはじめるタイミングが難しい・かぶってしまう」という声が多数。
「会話のタイミングがかぶる」については「グループ面接でとくに多く感じた」という意見も。
「会話の終わりがわかりづらい」という声もありました。
5位 面接官と応募者の互いの人柄が伝わりにくい
5位は「面接官と応募者の互いの人柄が伝わりにくい」です。
- 対面した時にわかる、微妙な雰囲気のようなものを伝えられない(20代男性)
- 印象が伝わりにくい(30代女性)
- 本当の自分を知ってもらいにくいと感じました。面接される人、する人ともに、その人から醸し出される雰囲気や人柄があまり感じられない(50代女性)
「自分の人となりが伝わらない」「面接官の雰囲気がつかみにくい」という意見がありました。
「人のもつ雰囲気を感じ取りづらく、語気による印象が強い」「人柄が伝わりにくく、スキルだけが判断基準となってしまいそう」という意見も寄せられています。
6位 応募者の熱意・思いが伝わりにくい
6位は「応募者の熱意・思いが伝わりにくい」です。
- 面接官が小さな画面でしか判断できないため、よりジェスチャーを大きくしたり工夫をしないと熱意が伝わりにくいと感じた(20代男性)
- 直接会ってお話しをする方が、オンライン面接よりも気持ちが伝わるような気がする(30代女性)
- こちらの意気込み、熱意がお相手にうまく伝わっていない感じがして、不安に思いました(50代男性)
「対面だからこそにじみ出るオーラ・気持ちをうまく伝えられない」「熱意ややる気が伝わっているか不安」という声が多数。
また「ニュアンスが伝わりにくく、相手に誤解を与えやすい」という意見もありました。
7位 WEB面接前の準備が大変
7位は「WEB面接前の準備が大変」でした。
- 照明や背景を気にしなくてはならず、画角やカメラの調整が少し難しかったです(20代女性)
- 普段使わないツールを使うとき、そのためだけにアプリをダウンロード・インストールしなくてはいけない(30代女性)
- 邪魔が入らないような環境を用意して臨む必要がある(40代男性)
WEB面接に向けて部屋を片付けたり、足りない機材やツールがあれば準備したりといった点をデメリットに感じた人もいました。
「自宅に環境がない場合、面接できる場所を探すのが大変」「慣れていないとカメラやマイクの調整に時間がかかる」「機材を揃えるとコストがかかる」という回答が寄せられています。
WEB面接を受ける前に準備したことを482人に聞いてみた
続いて「WEB面接を受ける前に準備したこと」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
上位7位までを紹介します。
1位は「WEB面接に向けて身だしなみを整える(205人)」です。
2位は「見栄えが良くなるようにカメラ映りを工夫する(142人)」、3位は同じ理由で「背景をキレイにする(130人)」と続きました。
上位3つの結果からも、カメラに映ったときの第一印象に気を配った人が多いとわかります。
以下、4位「面接時の話し方の練習(106人)」、5位「WEB面接用機材の購入(58人)」、6位「WEB面接時のカンペの用意(41人)」7位「通信状況のチェック(35人)」と続きます。
8位以下には、「WEB会議ツールを事前チェックした」「音声テストをした」「雑音が入らないよう家族に協力を依頼した」「笑顔の練習をした」といった回答が寄せられました。
では、結果に対して具体的な回答とあわせて解説していきます。
1位 WEB面接に向けて身だしなみを整える
1位は「WEB面接に向けて身だしなみを整える」でした。
- 化粧は血色がよく見えるように少し濃いめにしました(20代女性)
- 家でもスーツを着ました。オンラインと言えど結局はカメラ越しで顔を見て話すので、身なりなどはしっかり整えました(30代男性)
- 首周りの服装は明るい色にして、表情が明るく見えるようにした(40代女性)
「カメラに映る上半身だけキレイにした」という人もいれば、「全身スーツだった」という人も。
全身スーツにした理由は「立ってくださいと言われてもいいように」「上半身だけ整えていた友人が面接途中で起立する場面があり、下半身パジャマなのがバレてしまったという話を聞いたから」などでした。
「化粧をいつもより濃くした」「髪の乱れが目立ちやすいと聞いたので、髪にも気を配った」という回答もありました。
2位 見栄えが良くなるようにカメラ映りを工夫する
2位は「見栄えが良くなるようにカメラ映りを工夫する」です。
- 顔色がよく見えるように顔付近にライトをあてるようにした(20代女性)
- 自然光のほうが印象良く見えるかなと思い、窓側にイスと机を準備した(30代女性)
- 顔の表情をよく見せるための工夫。カメラの位置、照明、マイクの感度等。相手にいい印象を与えるためです(50代男性)
事前にカメラ映りをチェックし、照明や角度、カメラやパソコンを置く場所などを工夫した人が多数。
「明るく映るように」という回答が多かったなか、「相手を見下ろした感じにならないか」という視点で、目線の高さなどをチェックした人もいました。
3位 WEB面接時に映る背景部分をキレイにする
「WEB面接時に映る背景部分をキレイにする」が3位でした。
- 家の中がなるべくうつらないように家具を動かしました(20代女性)
- 背景がごちゃごちゃしないように片付けた(40代女性)
- カメラに映る部分の部屋のレイアウトを変えました。さっぱり感、清潔感を醸し出すように工夫しました(50代男性)
部屋を片付けたり、きれいな背景の場所に移動して面接を受けた人が多数。
使用するツールによっては背景画像を設定することもできますが「背景画像を使えない面接だったので、部屋を片付けました」「背景の設定ができない場合に具えて、個人的なものが映り込まないように部屋を片付けた」という回答も。
「IT系だったので、背景にわざとガジェットを映すなどした」「自宅の中で一番好印象を持ってもらえそうな場所を探し、大きな本棚の前で面接を受けました」など、わざとアイテムをうつすことで好印象につなげようとした人もいました。
4位 WEB面接に向けて話し方の練習をする
「WEB面接に向けて話し方の練習をする」が4位になりました。
- 対面の面接よりさらにはっきり大きめの声で話すように練習した(20代女性)
- 早口にならないような話し方を練習しました(40代男性)
- 相手にはっきりと聞き取れるようにしゃべる練習をした(50代女性)
普段の会話よりも、「ゆっくり」「ハキハキ」「大きな声で」話すよう練習したという回答が目立ちました。
面接官から聞き取りやすいよう「声を高めにした」「滑舌に注意した」という人も。
「ジェスチャーを大きめにしながら話した」という人も複数いました。
5位 WEB面接に使う機材の購入
5位は「WEB面接に使う機材の購入」です。
- 部屋の電気だけでは顔まわりが暗くなってしまうので、面接用にライトを用意した(20代女性)
- 購入したのは、画面の角度を微調整できるグッズです(40代女性)
- パソコンに標準装備されているカメラとマイクは感度が悪かったため、感度のいい外付けのマイク付きカメラを準備しました(50代男性)
とくに「ライト・照明」を購入した人が目立ち、「顔の印象が明るくなり買って良かったです」という声も。
他には「イヤホンマイク」や「カメラやスマホを固定するアイテム」を購入したという人もいました。
背景や目隠し用のパーテーションやカーテンを新たに購入したという回答も複数ありました。
6位 WEB面接時に使うカンペの用意
6位にランクインしたのは「WEB面接時に使うカンペの用意」でした。
- カンペを置いていても相手からは見えないため、ノートを近くに置いておいた(20代女性)
- パソコンの上にカンペを用意しておいて、言い忘れたときは目線を上にして考えたふりをしながら言葉を探したりしていました(30代男性)
- 何を質問されてもいいようにメモ書きをいっぱい用意しました(50代女性)
「紙や付箋を相手からは見えないところに置いておく」「メモを画面に表示させておく」といったテクニックが寄せられました。
「実際には見なくても、カンペがあることで安心する」という意見もありました。
7位 パソコンの通信状況のチェック・整備
7位は「パソコンの通信状況のチェック・整備」です。
- 面接前に自宅で電波などに問題がないか、友達と確認した(20代女性)
- 家の中でWi-Fi環境のいい場所を探すこと(30代女性)
- 回線が途切れないように、回線速度を上げた(40代男性)
WEB面接中に通信が途切れてしまわないように「通信速度をあげた」「実際にツールを使ってみて、問題なく通信できるかチェックした」という回答がありました。
「(準備したのは)快適なネット環境だけです。あとは普段通り普通の面接と同じことを心がけます」という人もいました。
「WEB面接」と「対面面接」どっちがいい?482人が選んだ結果
最後に「WEB面接と対面面接はどっちがいいですか?」と聞いた結果は以下のようになりました。
「WEB面接」「対面面接」それぞれ241人ずつと、きれいに五分五分の結果です。
WEB面接には「交通費や時間が節約でき、効率的に転職・就職活動ができる」という大きなメリットがあります。
一方で「社風や雰囲気がわかりにくい」「人柄が伝わりにくい」など、「対面よりもコミュニケーションやアピールが難しい」と感じる人も多数いました。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、WEB面接派と対面面接派が50%ずつという結果になったのだろうと推測できます。
まとめ
WEB面接を受けた482人にアンケートを行ったところ、WEB面接のメリット第1位は「交通費がかからない」でした。
全体的に移動しないことにより「お金や時間が節約できる」という点にメリットを感じた人が多くいました。
一方のデメリットは「通信・機材トラブルの可能性があること」や「社風がわかりにくいこと」など。
WEB面接でのコミュニケーションの難しさを感じた人も多くなりました。
またWEB面接のために準備したこと第1位は「身だしなみを整える」で、「カメラにうつる部分だけ意識した」という人も。
最後に「WEB面接と対面面接のどちらがいいか」と聞いたところ、それぞれにメリットがあることから「WEB面接派と対面面接派が50%ずつ」という結果になりました。