ITコンサルタント向けおすすめ転職エージェント9社を比較!職種別の選び方も紹介

ITコンサルタント向けおすすめ転職エージェント9社を比較!職種別の選び方も紹介のキャプチャ
  • ベンダーコントロールばかりでコンサルティング業務ができない
  • AI・クラウド・DX分野にキャリアチェンジしたいが社内に適したポジションがない
  • プロジェクトを成功させても昇進や昇給につながらない
  • 上司やマネージャー層のIT理解が乏しく、提案が通らない
  • 外資系ITコンサルに転職し、グローバル案件に挑戦したい

上記以外にも様々な理由で、ITコンサルタントとしての転職を考えている人も多いのではないでしょうか。

株式会社ビズヒッツ」では、ITコンサルタント向けのおすすめ転職エージェントを厳選ピックアップ。

他にも、サービス利用時のメリット・デメリット、職種別のおすすめ転職エージェントについても紹介。

さらには未経験からの転職、スキルセットの違い、外資系と日系の違い、SaaS・AI領域の需要など、ITコンサルタントに関するよくある質問にも回答しているので参考にしてみてください。

当記事の情報がITコンサルタントとして転職を検討する際、適切な転職エージェントの選び方や活用時のヒントになれば幸いです。

【監修者プロフィール】

株式会社ビズヒッツ代表取締役 伊藤陽介

伊藤 陽介
株式会社ビズヒッツ代表取締役

2011年から東京~鈴鹿間でリモートワークによる遠隔経営を10年以上続けており、スタッフの8割以上がリモートワーカーによる複数のWebメディア、求人サイト運営を行う。

その知識と経験を元にリモートワークのマネジメント、Webメディア運営、クラウドソーシングの活用法など、多数のセミナー講演、コンサルティング実績を持つ。

現在は、ビジネス系メディア「Biz Hits」、求人サイト「Biz Hits Work」、オンラインアシスタントサービスの「Biz Hitsオンラインアシスタント」を運営しています。

目次

ITコンサルタント向け転職エージェント9社を比較|各サービスのおすすめポイントや具体的な理由も解説

ITコンサルタント向けおすすめ転職エージェント9社について紹介。

当編集部が公式サイトやWeb上の評判などを調査した結果をもとに選別しています。

調査結果をもとに、各サービスのおすすめポイントやその具体的な理由についても解説しているので、比較検討時の参考にしてみてください。

MyVision(マイビジョン)はITコンサル業界への転職支援実績な点が豊富でおすすめ

■MyVisionのおすすめポイント

  • 200社以上のITコンサルファームとの強固なネットワーク(※)
  • 独自の選考対策でITコンサル転職成功率をアップ
  • 転職後のキャリアサポートも充実

MyVision(マイビジョン)は特にITコンサル業界への転職支援の実績豊富な点がおすすめです。

200社以上(※)のコンサルファームとの強固なネットワークを持っているからこそ可能となっています。

BCG・デロイト・EY・PwC・KPMG・アビーム・クニエ・フューチャーなど、国内外の主要なITコンサル企業への紹介が可能となっています。

紹介可能なポジションが1,000以上(※)あって、ITエンジニアやSIer出身者がキャリアアップを見込める求人が揃っている点も魅力でしょう。

できる理由としては、MyVisionは元コンサルタントが直接サポートし、業界に特化した独自の面接対策や職務経歴書の書き方を指導してくれます。

なかでも「想定問答集」や「模擬面接」を活用した選考対策は、ITコンサル転職を成功させる大きな武器となります。

また、MyVisionの支援を受けた転職者の7割はコンサル未経験者であり、IT業界からの転職成功事例も多いです。

また、無料で転職相談を受けられるため、「今すぐ転職するべきか分からない」という方も気軽に相談できるので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。

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※「MyVision」公式サイトより(2025年2月19日時点)

レバテックキャリアはIT業界特化型の転職エージェントへ登録したい人におすすめ

■レバテックキャリアのおすすめポイント

  • IT・Web業界特化で38,000件以上の求人数を保有(※)
  • 3人に2人が年収70万円以上アップの実績(※)
  • 専門アドバイザーによる徹底した転職サポート

レバテックキャリアはIT業界特化型の転職エージェントへ登録したい場合におすすめです。

レバテックキャリアでは38,000件以上(※)のIT・Web業界求人を保有し、大手企業からベンチャー企業まで幅広い選択肢を提供しています。

具体例を挙げると、転職成功者の3人に2人が年収70万円以上アップしており、希望企業への転職成功率も96%という高い実績を誇ります。(※)

IT業界を熟知している職種別の専門アドバイザーが、応募者の強みを引き出し、企業ごとの書類添削や模擬面接を実施してるからこそと言えるでしょう。

上記理由からIT業界の中において、ITコンサルタントとして自分の能力を発揮したい人にとって、レバテックキャリアはおすすめです。

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※「レバテックキャリア」公式サイトより(2025年2月19日時点)

アクシスコンサルティングはコンサル業界に特化した転職支援を受けられる

■アクシスコンサルティングのおすすめポイント

  • コンサル特化の転職支援実績が圧倒的に豊富
  • 非公開求人77%!CxO・幹部クラスの転職支援も可能(※)
  • 転職後も支援!平均3年以上の長期キャリアサポート(※)

アクシスコンサルティングはコンサル業界に特化した転職支援を受けられる点がおすすめです。

ITコンサルや戦略コンサルなど、各分野に精通したアドバイザーが在籍しています。

具体的な数字でいうと、創業20年以上の中、10,000人以上の現役コンサルタント、85,000名以上の転職希望者の支援実績を持っています。(※)

さらに、一般には出回らないITコンサル向けの魅力的なポジションが多いのも特徴といえるでしょう。

求人の77%が非公開求人(※)となっており、大手コンサルファームや成長企業のCxO・幹部クラスの求人も紹介可能なためです。

またアクシスコンサルティングでは単なる転職支援に留まらず、平均3年以上のキャリアサポートを提供。

独立やフリーランス、さらには副業まで支援し、長期的なキャリア形成を考えてくれる点も他社にはない強みなので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。

アクシスコンサルティングを見てみる

※「アクシスコンサルティング」公式サイトより(2025年2月19日時点)

Geekly(ギークリー)は専門的なアドバイザーによるサポートを期待している人におすすめ

■Geeklyのおすすめポイント

  • IT・Web・ゲーム業界に特化した転職支援
  • 業界専門のキャリアアドバイザーが100名以上在籍(※)
  • 在職中でもスムーズな転職が可能

Geekly(ギークリー)は専門的なアドバイザーによるサポートを期待している人におすすめです。

IT業界に精通したキャリアアドバイザーが100名以上(※)在籍しており、応募書類の添削、面接対策、年収交渉まで一貫してサポートします。

実際に、書類選考の通過率が向上し、転職成功率が20%アップ(※)した実績があります。

在職中でもスムーズに転職活動ができるよう、書類作成のサポートや面接スケジュールの調整を代行してくれるので、現職が忙しい方にもおすすめ。

転職成功者の86%が在職中に転職を成功させている点からもいえるのではないでしょうか。(※)

取引実績のある企業には、NTTデータ・サイバーエージェント・DMM.comなどの大手企業が含まれている点から、大手・有名企業で働きたい人にもおすすめです。

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※「Geekly(ギークリー)」公式サイトより(2025年2月19日時点)

マイナビIT AGENTは未経験からITコンサルタントを目指している人におすすめ

■マイナビIT AGENTのおすすめポイント

  • IT業界専門のキャリアアドバイザーによる徹底サポート
  • 豊富なITコンサルタント向けの非公開求人
  • 年収アップやスキルアップに特化した転職支援

マイナビIT AGENTは未経験からITコンサルタントを目指している方におすすめです。

IT業界に強いキャリアアドバイザーが未経験者でも転職活動を進めやすいよう全面的にサポート。

たとえば、スキルを活かせる職種や企業を紹介してくれたり、業界のトレンドや必要なスキルを踏まえたうえで、未経験者OKの求人を提案してくれるからです。

転職後の年収アップ率も高く、実際に多くのITエンジニアが転職を通じて給与の向上を実現しています。

また、スキルアップを目指す場合、特定の分野に強みを持つ企業の提案と、より専門性の高いキャリアパスを構築できる環境の提供。

ITコンサルタントとしてのキャリアアップやスキルアップをお考えの方は、マイナビIT AGENTに登録後、キャリアアドバイザーと相談してみてください。

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※「マイナビIT AGENT」公式サイトより(2025年2月19日時点)

リメディはITコンサルタントとして外資系企業への転職を考えている人におすすめ

■リメディのおすすめポイント

  • ハイクラス求人が豊富「6,000件以上の最新ハイクラス・人気求人(※)」
  • 業界トップクラスのヘッドハンターによる選考対策
  • スピード対応&手厚いサポート

リメディはITコンサルタントとして外資系企業への転職を考えている人におすすめ。

外資系戦略コンサルやメガベンチャー、急成長スタートアップのITコンサルタント職の求人を多数保有しているからです。

リメディのヘッドハンターは、外資系コンサル(Bain,BCG,Deloitte,KPMG等)やM&A仲介会社、不動産ファンド出身者など業界トップクラスのプロフェッショナルが揃っています。

またリメディでは、ITコンサル未経験の方でもケース面接対策などを通じて徹底的にサポート。

さらに企業の採用強化ポジションの詳細情報を入手できて、想定年収1,000万円以上のハイクラス案件も豊富に取り揃えられています。(※)

独自開発したシステムと、ヘッドハンターが企業の経営者に直接ヒアリングを行い、一般には出回らない採用強化ポジションの求人情報を確保していることから可能なことです。

他にもリメディはスピード対応にも強みがあり、1営業日以内の連絡対応や深夜の相談も可能な点も魅力といえるでしょう。

外資系企業のITコンサルタントのポジションを希望している人にとって、おすすめの一社といえるのではないでしょうか。

リメディを見てみる

※「リメディ」公式サイトより(2025年2月19日時点)

ムービン・ストラテジック・キャリアは非公開求人や独自ルートの特別選考できる点がおすすめ

■ムービン・ストラテジック・キャリアのおすすめポイント

  • コンサル業界特化の転職支援実績 No.1「29年以上の歴史(※)」
  • 元コンサルタントによる業界随一の選考対策と情報量
  • 役員・採用責任者へのホットライン活用で独自の選考ルートあり

ムービンストラテジックでは、他社では紹介できない非公開求人や、役員・採用責任者と直接つながる独自ルートを活用した特別選考の機会がある点はおすすめです。

国内コンサルファームの約95%を網羅し、大手ファームの最新情報と選考対策を網羅しているからです。

以下、一例となります。

  • BCG
  • デロイト
  • PwC
  • アクセンチュア

さらに、元コンサルタントがキャリアコンサルタントとして在籍しているため、実践的なケース面接対策や、具体的な転職戦略のアドバイスを受けられる点も魅力といえるでしょう。

数字の面でも業界特化の転職支援実績No.1(※)を誇り、書類選考通過率や内定獲得率の向上が期待できます。

ムービン・ストラテジック・キャリアが誇る、創業29年以上の実績とノウハウを知りたい方は、まずは無料の転職相談をしてみてください。

ムービン・ストラテジック・キャリアを見てみる

※「ムービン・ストラテジック・キャリア」公式サイトより(2025年2月19日時点)

ハイパフォキャリアはエンジニアやSIerからITコンサルタントからのキャリアチェンジにおすすめ

■ハイパフォキャリアのおすすめポイント

  • コンサル業界に特化した独自の情報ネットワーク
  • 1,500件以上の求人+非公開求人の充実(※)
  • 年収アップ&キャリアアップを実現できる支援力

ハイパフォキャリアは、上場コンサルファーム「INTLOOP」が運営、業界内の詳細な情報と強力なネットワークを活かした転職サポートの提供をしています。

ハイパフォキャリアは、エンジニアやSIerからITコンサルタントへのキャリアチェンジを考えている方におすすめです。

担当キャリアアドバイザーが各職種からITコンサルタントへの転職に向けて、面接対策・書類添削・キャリアプラン設計などを支援してくれます。

上場コンサルファームならではの特別な非公開求人も多数あり、SAPコンサルタントやDX推進、PMOといったITコンサル関連の求人が豊富な点も強みとなっています。

ハイパフォキャリアでは単なる転職支援だけでなく、今後のキャリア形成まで視野に入れたコンサルティングが受けられるのも大きな特徴です。

ITコンサルタントの転職後、長期的なキャリアアップを見据えている方にもハイパフォキャリアはおすすめの転職エージェントです。

ハイパフォキャリアを見てみる

※「ハイパフォキャリア」公式サイトより(2025年2月19日時点)

JACリクルートメントはITコンサルタントとしてハイクラス転職を目指す人におすすめ

■JACリクルートメントのおすすめポイント

  • ITコンサルタント専門の転職支援体制
  • ハイクラス・グローバル転職に強い
  • 圧倒的な実績と信頼性

JACリクルートメントは、ITコンサルタントとしてハイクラス転職を目指す方におすすめです。

ハイクラス転職に強く、年収600万円~2,000万円のITコンサルタント向け求人を多数保有しています。

JAC Digital」というIT・デジタル領域に特化した転職支援を提供しているからこそ可能といえるでしょう。

主な特徴としては、ITコンサルタントやDX推進、データサイエンティストなどの専門職に精通した60名以上のコンサルタントが在籍。

さらに、外資系・日系大手ファームだけでなく、ロンドン発祥のグローバルネットワークを活かし、海外求人や英語面接対策などの支援も充実しています。

またJACリクルートメントは、オリコン顧客満足度「ハイクラス・ミドルクラス転職」部門で7年連続(2019~2025年)第1位を獲得。(※)

さらには43万人以上の転職支援実績を誇るなど、実績面からもおすすめできる転職エージェントのひとつではないでしょうか。

JACリクルートメントを見てみる

※「JACリクルートメント」公式サイトより(2025年2月19日時点)

ワンポイントアドバイス

ITコンサルタントとしてのキャリアを考えているなら、自分の状況や目標に合った転職エージェントを選ぶことが大切です。

各サービスで得意分野があって、未経験者向けのサポートが充実しているものや、ハイクラス転職に強いものなど、特徴が異なるからです。

たとえば、未経験からITコンサルタントを目指すなら「マイナビIT AGENT」、ハイクラス転職を狙うなら「JACリクルートメント」、外資系企業への転職を希望するなら「リメディ」などですね。

無理にひとつのサービスに絞り込まず、複数のエージェントに登録して比較検討するのもひとつの手です。

転職エージェントごと非公開求人を多く保有していたり、専門的な選考対策を受けられる場合もあるからですね。

転職を迷っている段階でも無料相談ができるエージェントが多いので、まずは気になるサービスに相談してみてはいかがでしょうか。

職種別におすすめのITコンサルタント向け転職エージェント各社を比較

職種別におすすめのITコンサルタント向け転職エージェント各社を比較のイラスト

以下の職種別におすすめのITコンサルタント向け転職エージェント各社を紹介していきます。

あなたの希望職種のリンクをタップしてお進みください。

セキュリティITコンサルタント向けの転職エージェント

「JACリクルートメント」「リクルートダイレクトスカウト」「レバテックキャリア」の3つの転職エージェントがおすすめです。

これらのサービスはセキュリティ分野のITコンサルタント向け求人に強く、高年収案件や専門性の高いポジションの紹介実績が豊富だからです。

たとえば、JACリクルートメントは企業の経営層と直接つながるシステム上、セキュリティに関する非公開求人も存在します。

リクルートダイレクトスカウトでは、スカウト型転職サービスとして、企業側からのアプローチを受けられて、セキュリティ領域の経験を活かせる案件交渉が期待できます。

IT業界特化型のレバテックキャリアは、セキュリティ関連の知識豊富なキャリアアドバイザーが最適な求人を提案してくれます。

さらにレバテックキャリアは、エンジニアリングの視点を持ったキャリアコンサルタントが在籍している点も魅力といえるでしょう。

以下、セキュリティITコンサルタント各サービスとおすすめポイントの比較表を作成してみたので、参考にしてみてください。

サービス名 おすすめポイント
JACリクルートメント 非公開求人が充実、外資系やグローバル企業への転職にも強み。
リクルートダイレクトスカウト スカウト型転職サービスで企業からの直接オファーが受けられる。高年収案件が豊富。
レバテックキャリア IT・セキュリティ分野に精通したキャリアアドバイザーが在籍し、エンジニア視点での転職サポートが可能。

データアナリティクスITコンサルタント向けの転職エージェント

「マイナビIT AGENT」と「ウィルオブテック」2つの転職エージェントがおすすめです。

両社ともデータアナリティクス領域のITコンサルタント向けの専門性が高く、データサイエンスやAI活用に関する求人を多く取り扱っています。

具体的にはマイナビIT AGENTは、幅広いデータ分析・AI関連職種の案件があり、未経験からでもデータ活用のキャリアへ移行しやすいです。

ウィルオブテックは、IT特化型の転職エージェントであり、データエンジニアやデータアナリスト向けの案件が豊富に揃っています。

また、ウィルオブテックではIT技術に特化したキャリアアドバイザーが在籍し、最新のデータ技術やツールに対応した求人提案が可能です。

データアナリティクスITコンサルタント各サービスとおすすめポイントの比較表を作成してみたので、チェックしてみてください。

サービス名 おすすめポイント
マイナビIT AGENT データ分析・AI活用職種の幅広い求人があり、未経験からのキャリアチェンジも支援。
ウィルオブテック IT・データ関連の技術職に特化し、データアナリストやデータエンジニアの転職に強み。

AI・機械学習ITコンサルタント向けの転職エージェント

「BIGDATA NAVI」と「doda ITエンジニア転職」が特におすすめです。

上記サービスともに、AI・機械学習領域のITコンサルタント向けの専門性が高いためです。

AI戦略立案、データ活用、機械学習エンジン開発などの求人を幅広く取り扱っているからこそでしょう。

具体的には「BIGDATA NAVI」など、AI・機械学習を活用する戦略コンサルティングファームや大手企業のフリーランス案件が豊富です。

次に「doda ITエンジニア転職」は、AI・機械学習エンジニア向けの案件が充実かつ未経験からのキャリア転向もサポートしてくれます。

AI・機械学習ITコンサルタント各サービスとおすすめポイントの比較表を作成してみたので、参考にしてみてください。

サービス名 おすすめポイント
BIGDATA NAVI IT・データサイエンス分野に特化し、技術力を活かした転職が可能。
doda ITエンジニア転職 AI・機械学習エンジニア向けの案件が多く、未経験者のキャリア転向もサポート。

SaaS・ソリューション導入ITコンサルタント向けの転職エージェント

「マーキャリNEXT CAREER」「Geekly(ギークリー)」「マイナビIT AGENT」がおすすめです。

SaaS・ソリューション導入を専門とするITコンサルタント向けの求人が多いうえ、外資系ソリューションベンダーや国内のSaaS企業、大手SIerでの導入支援ポジションなど多様な選択肢を提供しています。

具体例として、「マーキャリNEXT CAREER」は、SaaS・IT系ベンチャーへの転職に強い転職エージェントとなります。

次に「Geekly(ギークリー)」は、大手企業やSIerのSaaS導入案件が豊富です。

さらにはプロジェクトマネージャー、導入コンサルタントとしてのキャリアアップも支援してくれます。

マイナビIT AGENTは、SaaS系スタートアップやベンチャー企業の求人が多く、成長市場でのキャリア構築をサポートしてくれる点がおすすめ。

またマイナビIT AGENTは、エンジニア出身のアドバイザーが多く、SaaS導入コンサルタントのキャリアパスを親身に相談できる点も覚えておきましょう。

SaaS・ソリューション導入ITコンサルタントの各サービスとおすすめポイントの比較表を作成してみたので、参考にしてみてください。

サービス名 おすすめポイント
マーキャリNEXT CAREER toB SaaS / ITベンチャー企業への転職を 本気で考える方向けの特化型転職エージェント。
Geekly(ギークリー) 大手SIerや企業のSaaS導入支援案件が多く、PMや導入コンサルのポジションに強い。
マイナビIT AGENT SaaS系スタートアップやベンチャー企業の求人が多く、成長市場でのキャリア形成をサポート。

SAP・Oracle ERPのITコンサルタント向け転職エージェント

「SAP Job Change」と「エンワールド・ジャパン」がおすすめです。

両社とも、SAPやOracle ERPを専門とするITコンサルタント向けの求人を多く取り扱っています。

また導入支援・プロジェクトマネジメント・運用・保守、アドバイザリーなど、多様なポジションへの転職を支援している点も魅力といえるでしょう。

「SAP Job Change」は、業界初のASPコンサル専門のサービスとして、各ファーム企業情報をPJ現場レベルで理解しており、企業研究としても最適です。

「エンワールド・ジャパン」は、外資系ERP企業やグローバル案件に特化し、SAP・Oracle ERPの専門知識を活かした転職活動のサポートをしてくれます。

英語を活かしたERPプロジェクト案件が豊富で、海外案件へのキャリアチェンジにも「エンワールド・ジャパン」は対応しています。

SAP・Oracle ERP向けITコンサルタント各サービスとおすすめポイントの比較表を作成してみたので、参考にしてみてください。

サービス名 おすすめポイント
SAP Job Change SAP Freelance Jobsで培った事業部トップとの太いパイプを持つ。
エンワールド・ジャパン 外資ERP企業やグローバル案件に特化し、英語を活かしたキャリア支援が可能。

エネルギー・インフラITコンサルタント向けの転職エージェント

「JACリクルートメント」「リクルートエージェントIT」「doda」「ビズリーチ」がおすすめです。

上記3社はエネルギー業界やインフラ業界におけるITコンサルティング案件を豊富に扱っており、特にスマートグリッド、再生可能エネルギー、IoT・DX推進プロジェクトに強みを持っているからです。

「JACリクルートメント」は、エネルギー業界向けのDX戦略案件やスマートシティ関連のプロジェクトを多く保有しています。

国内外のエネルギー企業やインフラ関連企業とのコネクションが強いからこそ可能なことですね。

「リクルートエージェントIT」は、基幹システムの導入やIoT活用に関わる転職先を探しやすい点が魅力です。

国内の大手電力・ガス・水道事業会社のITコンサルティング案件が豊富なことから可能となっています。

「ビズリーチ」は、エネルギー関連のIT戦略コンサルティングや、経営層向けのプロジェクトに関わる高年収案件が多く、年収1,000万円以上を目指す方におすすめです。

エネルギー・インフラITコンサルタント各サービスとおすすめポイントの比較表を作成してみたので、参考にしてみてください。

サービス名 おすすめポイント
JACリクルートメント エネルギー・インフラ関連のDX戦略やスマートシティ案件が充実。外資系案件も多数。
リクルートエージェントIT 国内大手電力・ガス・水道事業のITコンサルティング案件が豊富で、インフラDXに強い。
ビズリーチ 年収1,000万円以上のエネルギー関連IT戦略コンサルタント案件が豊富で、経営層向けのプロジェクトに携われる。

外資系ITコンサルタント向けの転職エージェント

「JACリクルートメント」「エンワールド」「マイケル・ペイジ」がおすすめです。

上記3サービスは、外資系ITコンサルティングファームやグローバル企業のDX推進案件を豊富に扱っており、特に英語を活かしたITコンサルタントの転職に強みを持っているからです。

たとえば、JACリクルートメントは、イギリス発祥の日系転職エージェントとして、グローバルネットワークを活かした外資系求人紹介に強みを持っています。

「エンワールド」は、海外転職を視野に入れている方にも適しています。

外資系企業のITプロジェクトマネージャーやデジタル戦略コンサルタント向けの案件が多いためです。

「マイケル・ペイジ」は、アジア・ヨーロッパ・北米市場の外資系ITコンサルティング案件に強く、海外キャリアを目指す方に適しています。

外資系ITコンサルタント各サービスとおすすめポイントの比較表を作成してみたので、参考にしてみてください。

サービス名 おすすめポイント
JACリクルートメント 外資系コンサルティングファームや海外進出企業のITコンサル案件が充実。英語を活かせる。
エンワールド 外資系ITプロジェクトマネージャーやデジタル戦略コンサルタント向け案件が充実。
マイケル・ペイジ グローバルIT企業や外資系コンサルファームの転職支援に特化し、海外キャリアにも強い。

フリーランスITコンサルタント向けの転職エージェント

「レバテックフリーランス」「Midworks」「ITプロパートナーズ」「Pe-BANK」がおすすめです。

これらのサービスはフリーランスITコンサルタント向けの高単価案件を多く扱い、プロジェクト単位での仕事を探しやすい環境が整っているからです。

また、支払いサイトが短い、福利厚生が充実している、直請け案件が多いといった特徴もあります。

たとえば、レバテックフリーランスは、フリーランス向けの高単価案件を豊富に揃えており、ITコンサルタント向けのプロジェクトも多くあります。

「Midworks」は、正社員並みの福利厚生を提供し、フリーランスの立場であっても安定した働き方を見込めることでしょう。

「ITプロパートナーズ」は、週2〜3日の案件やリモートワーク案件が充実しており、副業や柔軟な働き方を求めるITコンサルタントにおすすめ。

「Pe-BANK」は、エージェント型のフリーランス支援を行っており、全国対応の案件提供や長期的なキャリア支援が強みです。

さらに、「レバテックフリーランス」は、エンド直請け案件が多く、フリーランスITコンサルタントとして高単価の仕事を見つけやすいのが特徴です。

「Midworks」は、社会保険や確定申告のサポートがあり、安定した働き方を求める人に適しています。

また、「ITプロパートナーズ」は、起業を目指す人や副業でフリーランス活動を始めたい人に最適な案件が豊富なので覚えておいてください。

「Pe-BANK」は、全国各地のITプロジェクト案件を持ち、地方在住のフリーランスITコンサルタントにもおすすめサービスのひとつといえるでしょう。

フリーランスITコンサルタント各サービスとおすすめポイントの比較表を作成してみたので、参考にしてみてください。

サービス名 おすすめポイント
レバテックフリーランス エンド直請け案件が豊富で、高単価案件が多い。
Midworks フリーランス向けの福利厚生が充実し、安定した働き方が可能。
ITプロパートナーズ 週2〜3日の案件やリモートワーク案件が充実し、副業・起業希望者にも適している。
Pe-BANK 全国対応の案件提供や長期キャリア支援が充実し、地方在住者にも強い。

ITコンサルタントが転職エージェント利用時のメリットを理解する

ITコンサルタントが転職エージェントを利用する際のメリットについて解説していきます。

ITコンサルタントが転職エージェント利用時のメリットを理解するのイラスト

メリットついてに詳しく理解することで、サービスをより上手く活用するうえでのヒントにしてみてください。

メリットその1、専門性の高い求人にアクセスできる

ITコンサルタントは転職エージェントを利用することで、専門性の高い求人にアクセスできます。

一般の転職サイトには掲載されていない非公開求人が多く、ITコンサルタント向けの高待遇なポジションが含まれているからです。

具体例として、「JACリクルートメント」では、ITコンサルタントに特化した「JAC Digital」という専門部門を設置、DXコンサルタント・PMO・クラウドエンジニアなどの求人を幅広く取り扱っています。

外資系や国内大手企業への転職を希望する方に最適です。

さらに、Geekly(ギークリー)やマイナビIT AGENTのように、IT業界全般に強いエージェントも存在し、IT戦略やシステム開発に精通したコンサルタントの求人を紹介してもらえます。

ITコンサルタントとしてキャリアアップを目指すなら、転職エージェントを利用して専門性の高い求人を探してみましょう。

メリットその2、年収アップやキャリアアップを実現しやすい

転職エージェントを利用することで、ITコンサルタントは年収アップやキャリアアップを実現しやすくなります。

エージェントが求職者のスキルや経験を分析し、より高いポジションや好条件の案件を提案してくれるからです。

たとえば、JACリクルートメントのITコンサルタント向け求人では、年収600万円~2,000万円の案件が豊富に揃っています。(※)

実績のあるエージェントが企業と交渉し、より良い待遇を引き出してくれるため、現職よりも大幅な給与アップが期待できます。

また、転職エージェントではキャリアプランの相談も可能です。

IT戦略コンサルタントからマネージャー職への昇進、あるいは外資系企業でのグローバルキャリアなど、長期的なキャリア設計を支援してくれます。

ITコンサルタントとしてより良い条件を求めるなら、エージェントを活用してキャリアアップを目指しましょう。

※「JACリクルートメント」公式サイトより(2025年2月19日時点)

メリットその3、転職活動を効率的に進められる

ITコンサルタントは転職エージェントを活用することで、転職活動を効率的に進められます。

求人検索や企業とのやり取り、面接対策などをエージェントがサポートしてくれるため、自分で調査・準備する手間を省けるからです。

たとえば、MyVision(マイビジョン)やアクシスコンサルティングでは、職務経歴書の添削や模擬面接などのサポートを実施しています。

ITコンサルタントとしての市場価値を最大限アピールできるよう、プロの視点でアドバイスを受けられるのは大きなメリットです。

また、エージェントを活用すれば、応募から内定までのスケジュール管理もスムーズになります。

特に現職の業務が忙しいITコンサルタントにとって、転職活動を効率化できる点は非常に重要です。

転職を成功させるために、エージェントのサポートを積極的に活用しましょう。

メリットその4、フリーランス・独立のキャリア相談も可能

転職エージェントを利用すると、フリーランスや独立を視野に入れたキャリア相談も可能です。

一部のエージェントは転職支援だけでなく、独立支援やフリーランス案件の紹介も行っているからです。

たとえばレバテックフリーランスでは、高単価のフリーランス案件を多数紹介し、ITコンサルタントとして独立する際のサポートを行っています。

他にもMidworksでは、フリーランス向けの福利厚生を提供し、会社員並みの安定感を持ちながら働ける環境を整えています。

転職前に副業案件を紹介してもらい、少しずつフリーランスとしての実績を積むことも可能なので、興味がある方は検討してみてください。

ITコンサルタントが転職エージェントを利用する際のリスクと注意点

ITコンサルタントが転職エージェントを利用する際に考えられるリスクは次の3つです。

ITコンサルタントが転職エージェントを利用する際のリスクと注意点のイラスト

リスクについて順番に解説するので、チェックすることで注意しましょう。

リスクその1、紹介される求人が自分に合わない場合がある

転職エージェントを利用しても、必ずしも希望に合う求人を紹介されるとは限りません。

エージェント側の求人紹介の優先順位や、登録者のスキル・経験と求人内容がマッチしないケースもあるからです。

たとえば、ITコンサルタントとして戦略系の案件を希望しているのに、システム導入支援系の求人ばかり紹介されることもあります。

理由としては、エージェント側が持っている求人の傾向や、登録者の市場価値の判断が影響するためです。

さらに、type転職エージェントハイクラスやビズリーチのようにハイクラス転職に特化したサービスであれば、高年収案件が多い一方で、未経験者向けの求人は少ない可能性があります。

ミスマッチを防ぐためには、エージェントとの面談時に希望条件を明確に伝え、自分でも求人情報をリサーチすることが重要です。

リスクその2、エージェントによって対応の質に差がある

転職エージェントによっては、担当者の対応にばらつきがあることもデメリットになり得ます。

エージェントの経験やスキル、得意分野によってサポートの質が変わるためです。

たとえば、ITコンサルタント向けの転職支援を得意とするエージェントに相談すれば、専門的なアドバイスを受けられます。

しかしIT業界に詳しくない担当者に当たると、的外れな求人を紹介されることもあるので注意しましょう。

なぜなら、転職エージェントごとに強みのある業界が異なるからです。

ただし大手エージェントの場合は、登録者が多いため、一人ひとりの対応が機械的になりがちなのも懸念点です。

上記リスクを回避するためには、MyVision(マイビジョン)やアクシスコンサルティングなど、ITコンサルタントに強い転職エージェントを選び、担当者の変更を依頼できるかの事前確認をしておきましょう。

リスクその3、強引に転職を勧められるケースがある

一部のエージェントでは、強引に転職を勧められる可能性があります。

エージェントは企業から成功報酬を受け取るビジネスモデルであるため、転職を早く決めてもらうことで収益を確保しようとする場合があります。

たとえば、希望条件に合わない求人であっても「早めに決断したほうがいい」と急かされたり、「内定が出たら辞退を避ける」と圧力をかけられることもあるので気を付けてください。

なぜならエージェント側が売上目標を達成するために、できるだけ多くの求職者を転職させたいと考えるからです。

また転職を急がせるエージェントほど、短期的な成果を重視し、長期的なキャリアの視点が不足している傾向もるため注意しましょう。

上記のようなリスクを避けるためには、複数のエージェントを利用し、押し売りのような対応を受けたサービス利用は避けるようにしましょう。

ITコンサルタント向け転職エージェントを選ぶ際のチェックポイント

ITコンサルタントが転職エージェントを選ぶ際のチェックポイントは次の4つです。

ITコンサルタント向け転職エージェントを選ぶ際のチェックポイントのイラスト

各ポイントについて順番に解説するので参考にしてみてください。

選び方その1、ITコンサルタント向けの求人が豊富にあるかをチェックする

ITコンサルタント向けの求人が充実している転職エージェントかどうかをチェックしましょう。

エージェントごとに保有する求人の種類や量が異なり、希望のポジションに出会える確率が変わるためです。

具体的には、JACリクルートメントやアクシスコンサルティングでは、ITコンサルタント向けの求人を豊富に扱っており、戦略系・システム導入系など幅広い案件を探せます。

上記2社とも、エージェント自体がコンサル業界との強いコネクションを持ち、非公開求人を多く取り扱っているからです。

転職エージェント選びの際は、ITコンサルタント向けの求人が多いかどうかを事前に確認しましょう。

選び方その2、転職エージェントの専門性やサポートの質が高いかをチェックする

ITコンサルタント向けの転職支援を行う中で、専門性やサポートの強い転職エージェントかをチェックしましょう。

業界に精通したエージェントであれば、より的確なアドバイスやマッチングを受けられるからです。

たとえば、IT業界に特化したリクルートエージェントITやアクシスコンサルティングでは、ITコンサル転職に特化したコンサルタントが在籍しており、企業ごとの評価ポイントや選考対策の情報を提供してくれます。

専門性の高いエージェントほど、企業側や現場担当者との関係性が深いためです。

サポートの質を見極めるためには、実際に面談を受けてみて、担当者の知識や対応の丁寧さを確認するとよいでしょう。

ITコンサル転職においては、業界事情に詳しく、現場レベルでのサポートを受けられる転職エージェント選びが大切です。

選び方その3、ハイクラス転職に強いかをチェックする

ハイクラス転職を目指すなら、それに特化したエージェントかどうかをチェックしてみてください。

ITコンサルタントの転職市場では、年収1,000万円以上の求人が多く、一般的な転職エージェントではカバーしきれないことがあるからです。

たとえば、リクルートダイレクトスカウトやビズリーチでは、年収800万円以上のハイクラス求人を多く扱っているから、登録先としてもおすすめです。

企業の経営層と直接つながっており、幹部候補や高待遇の非公開求人を紹介できるからこそ可能となっています。

また、ハイクラス転職に強いエージェントは、選考対策や年収交渉のサポートにも力を入れているため、より有利な条件で転職を進められます。

ITコンサルタントとしてキャリアアップを狙うなら、ハイクラス転職に強いエージェントを利用してみてはいかがでしょうか。

選び方その4、複数の転職エージェントへ登録後、各社の内容をチェックして比較する

転職成功の確率を高めるために、複数の転職エージェントへ登録して、各社の内容をチェックしたうえで比較してみてください。

各サービスで保有する求人や提供するサポートが異なるため、はじめから1社だけに頼ると選択肢が狭まる可能性も出てきます。

たとえばMyVision(マイビジョン)はコンサルタント求人が多い一方、リクルートエージェントITは総合的な求人数が圧倒的に多い傾向に。

異なる強みを持ったサービスの併用を行うことで、より多くのチャンスを得られる点からもおすすめです。

また担当者との相性もあるため、面談を通じて比較し、自分に合ったエージェントを見極めることも大切です。

転職を成功させるために、複数のエージェントを利用し、それぞれの強みを活かしてみてはいかがでしょうか。

ITコンサルタントに求められるスキル一覧表

ITコンサルタントには、ITに関する専門知識だけでなく、ビジネス課題を解決するための戦略的思考力やコミュニケーション能力が求められます。

主な役割として、クライアント企業の課題を特定し、最適なITソリューションを提案・実行することだからですね。

以下、ITコンサルタントに求められるスキルを一覧表としてまとめたので参考にしてみてください。

スキルカテゴリ 具体的なスキル
技術スキル クラウド、AI、データ分析、ERP、システム設計
ビジネススキル 戦略立案、業務プロセス改善、コスト削減提案
コミュニケーション能力 クライアントとの折衝、プレゼンテーション、交渉力
プロジェクト管理 スケジュール管理、リスク管理、チームマネジメント
論理的思考 課題分析、データドリブンな意思決定、ロジカルシンキング

ITコンサルタントはクライアントの経営課題を解決するため、IT技術だけでなく、戦略立案やプロジェクト推進能力が不可欠なためです。

クライアントの要望を正確に理解し、適切なソリューションを提供するためのヒアリング力や提案力も求められます。

注意点として、ITコンサルタントの仕事はプロジェクト単位で進められることが多く、プロジェクト管理能力(PMスキル)があると、より上流工程の役割を担えます。

また、IT業界の技術トレンドは日々進化しているため、クラウドやAI、データ分析などの最新技術に関する知識をアップデートし続けることも重要です。

ITコンサルタントを目指すなら、技術スキルだけでなく、ビジネススキルやプロジェクト管理能力もバランスよく身につけましょう。

ITコンサルタント向けおすすめ転職エージェント利用に関するよくある質問まとめ

ITコンサルタント向けおすすめ転職エージェント利用する際によくある質問についてまとめてみました。

気になる点があれば、以下項目をタップしてお進みください。

ITコンサルタントの転職活動はどのくらいの期間が必要?

ITコンサルタントの転職活動には平均3〜6ヶ月程度の期間が必要です。

専門性の高い職種なことから、選考プロセスが長めに設定されることが多いためです。

特に戦略系や外資系コンサルティングファームでは、ケース面接や複数回の面談が実施されるため、他の職種に比べて内定までの期間が長くなる傾向にあります。

具体的には、転職活動の流れは以下のカタチとなります。

転職活動のステップ 所要期間の目安
転職準備(履歴書・職務経歴書作成、エージェント選定) 1〜2週間
求人検索・応募 2〜4週間
書類選考・一次面接 2〜3週間
最終面接・内定獲得 2〜4週間
内定承諾・退職手続き 1〜2ヶ月

上記理由として、企業ごとに選考フローが異なるため、書類選考に時間がかかる場合や、複数回の面接が設定されるケースもあるからです。

なかでも、外資系コンサルや大手ITファームでは3〜5回の面接があるため、選考期間が1〜2ヶ月に及ぶことも珍しくないので注意しましょう。

転職を成功させるためには、市場動向のリサーチや、企業研究、面接対策をしっかり行うようにしていきましょう。

転職エージェントを活用すると、上記の内容をサポートしてもらえるため、転職活動をスムーズに進められます。

内定後も退職交渉や引継ぎ期間が発生するため、スムーズに転職するためには1〜2ヶ月前から現職の上司に相談してみてはいかがでしょうか。

ITコンサルタントとしての転職をスムーズに進めるためには、余裕をもって3〜6ヶ月を目安にスケジュールを組み、早めに転職活動を開始しましょう。

未経験からITコンサルタントへの転職は可能か?

未経験からITコンサルタントへの転職は可能ですが、適切なスキル習得や準備が必要です。

ITコンサルタントはITの専門知識とコンサルティングスキルの両方が求められる職種であり、未経験者でもポテンシャル採用されるケースがある一方で、選考基準は高いです。

未経験からITコンサルタントに転職する主なルートとしては、以下の3つが挙げられます。

●SIer・ITエンジニアからのキャリアチェンジ
ITスキルを活かし、顧客折衝や要件定義の経験を積むことでコンサル転職がしやすい。
●事業会社のIT部門(社内SE)からの転職
社内システム導入やDX推進の経験が評価され、コンサルティング業務への適性をアピールしやすい。
●ポテンシャル採用(未経験枠)
大手コンサルファームでは、未経験向けのポテンシャル採用を実施。論理的思考力やコミュニケーション力が重視される。

主な理由として、ITコンサルタントにはITとコンサル両方のスキルが求められ、どちらか片方だけに強くても転職活動では不利になりがちです。

ただし、ITエンジニアやSIer出身者は技術力を活かせるため、比較的スムーズに転職しやすい傾向があります。

またコンサルティング業界では、ロジカルシンキング(論理的思考力)や問題解決能力が重要視されるのでは、気になる方は調べてみてください。

ちなみにロジカルシンキングを学ぶのであれば、「グロービス経営大学院」などが有名です。

またIT未経験でも、プログラミングやクラウド、データ分析の知識を習得しておくと、選考時の評価が上がる傾向にあるので覚えておいてください。

UdemyやCourseraなどのオンライン学習プラットフォームを活用して、ITリテラシーを高めてみてはいかがでしょうか。

また、未経験からの転職を成功させるには、ITコンサルタント向けの転職エージェントを活用することが重要です。

アクシスコンサルティングやリクルートエージェントIT、JACリクルートメントなどは、未経験者向けの転職支援実績が豊富です。

未経験からITコンサルタントを目指す場合は、ITスキルの習得や論理的思考力の強化、エージェント活用を意識して転職活動を進めましょう。

ITエンジニアとITコンサルタントの違いとは?

ITエンジニアとITコンサルタントは業務の目的や役割、求められるスキルが異なります。

ITエンジニアは主にシステムの開発・構築・運用に関わるのに対し、ITコンサルタントは企業のIT戦略を策定し、課題解決を支援することが主な役割だからです。

ITエンジニアとITコンサルタントの違いを以下の表にまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。

項目 ITエンジニア ITコンサルタント
主な業務 システム開発、プログラミング、運用・保守 IT戦略立案、課題解決、業務プロセスの改善提案
仕事の流れ 設計 → 開発 → テスト → 運用・保守 現状分析 → 課題抽出 → 解決策提案 → 実行支援
求められるスキル プログラミング、システム設計、インフラ構築 論理的思考力、コミュニケーション力、IT戦略
クライアントとの関係 要件に基づいて開発を行う クライアントの経営課題に基づいて提案を行う
キャリアパス システムアーキテクト、ITスペシャリスト、PM シニアコンサルタント、マネージャー、パートナー

表を見ても分かる通り、ITエンジニアはシステム開発や技術面の専門家であるのに対し、ITコンサルタントは企業のビジネス課題をITで解決する役割を持つため、求められるスキルや業務の範囲が異なります。

実際の仕事で例えると、ITコンサルタントはクライアントとの折衝が多く、課題解決のための提案や戦略立案が主な業務になります。

一方でITエンジニアは、技術力を活かしてシステムの実装や運用を担当するため、専門的な技術スキルが求められると知っておいてください。

覚えておきたいこととしましては、ITエンジニアからITコンサルタントにキャリアチェンジするケースも多いです。

なかでもSIer(システムインテグレーター)や事業会社のIT部門での経験を活かして、ITコンサルタントに転職する人も増えています。

これからITコンサルタントとして活躍するためにも、ビジネス知識やマネジメント経験を積むことが重要です。

ITエンジニアとITコンサルタントの違いを理解した上で、自分のキャリアに合った選択をすることが大切です。

ITコンサルタントのキャリアパスにはどのような選択肢があるか?

ITコンサルタントのキャリアパスには、次のような選択肢があります。

例)

  • コンサルティングファーム内での昇進
  • 事業会社のIT部門への転職、起業・独立
  • フリーランスとしての活動

技術的なスキル以外に、戦略立案やプロジェクトマネジメント、クライアント折衝などの経験を積めて、幅広いキャリアの選択肢が開けるからです。

具体的なキャリアパスを以下の表にまとめてみたので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

キャリアパス 特徴
コンサルティングファーム内で昇進 アナリスト → コンサルタント → シニアコンサルタント → マネージャー → パートナーへ昇進
事業会社のIT部門へ転職 社内IT戦略やDX推進担当として企業の成長を支える
フリーランスITコンサルタント プロジェクト単位で案件を受注し、高単価で柔軟な働き方が可能
起業・スタートアップ参画 ITコンサルの経験を活かして自ら事業を立ち上げる、または成長企業に参画

なぜなら、ITコンサルタントはクライアントの課題解決に携わることで、さまざまなキャリアに適応しやすいからです。

一例として、多様な業界知識・ITスキル・プロジェクト管理能力を培うことなどが挙げられます。

また、ITコンサルティングの経験は企業のDX推進やシステム導入において非常に価値が高いため、事業会社への転職も有利になりやすい点も覚えておいてください。

実際、フリーランスITコンサルタントとして独立する人も増えています。

なかでもクラウド・AI・データ分析分野の専門スキルを持つコンサルタントは、高単価案件を獲得しやすい傾向にあるので覚えておいてください。

他にも起業やスタートアップ参画の道もあって、ITコンサルタントの経験を活かして、新規事業の立ち上げやプロダクト開発に携わるケースもあります。

ITコンサルタントとしてのキャリアを考える際は、自分のスキルや価値観に合ったキャリアパスを選んでいきましょう。

「外資系ITコンサルタント」と「日系ITコンサルタント」の違い

主な違いとして、外資系ITコンサルタントは成果主義でグローバル案件に携わる機会が多く、日系ITコンサルタントは安定した環境で長期的なキャリア形成がしやすいです。

外資系企業と日系企業では、企業文化や評価制度・業務内容・キャリアパスにおいて大きな違いがあるからです。

以下の表にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

項目 外資系ITコンサルタント 日系ITコンサルタント
評価制度 完全成果主義、年俸制、ボーナスも実績次第 年功序列+成果主義のハイブリッド、安定した昇給
給与水準 高い(年収1,000万円以上も多い) 比較的安定(年収500万〜800万円が中心)
プロジェクトの特徴 グローバル案件、大規模プロジェクトが多い 国内案件が中心、長期的な支援が多い
求められるスキル 英語力、データ分析、戦略思考、マネジメント力 日本市場における業務知識、ITスキル、調整力
ワークライフバランス 激務だが裁量が大きい 比較的働きやすい(ただし企業による)
キャリアパス 短期間で昇進・転職しやすい 長期的に安定したキャリア形成

外資系企業では、評価基準が厳しく、高報酬を得られる反面、競争が激しい傾向にあります。

プロジェクトベースの業務スタイルが多く、結果を重視する文化が強いためですね。

一方、日系企業はチームワークを重視し、社員を長期的に育成する風土があるため、比較的安定したキャリアを築きやすくなっています。

また外資系ITコンサルタントは英語力が必須であり、海外案件に携わる機会が多くなっていることから、英語力を活かしたい人にもおすすめです。

一方で、日系ITコンサルタントは日本国内の大手企業のDX支援やシステム導入プロジェクトに関わることが多く、クライアントと長期間の関係を築くスタイルが一般的です。

以下、外資系の代表的なコンサルファームの一例を紹介します。

  • アクセンチュア
  • デロイト
  • PwC
  • KPMG
  • EY

次に日系のコンサルファームの一例を紹介。

  • アビームコンサルティング
  • クニエ
  • フューチャー

また、ワークライフバランスに関しては、激務になることもありますが、リモートワークやフレックス勤務などの自由度の高い場合が多いです。

なぜなら、外資系はプロジェクトの忙しさによって労働時間が変動するからですね。

反対に日系企業は労働時間が比較的安定しているものの、企業文化によっては残業が多くなることもあるので注意しましょう。

外資系と日系のITコンサルタントのどちらを選ぶかは、自分のキャリアの方向性や働き方の価値観に合わせて決めるのがおすすめです。

SaaS・クラウド・AI領域のITコンサルタントの需要は?

SaaS・クラウド・AI領域のITコンサルタントの需要は年々高まっており、今後も成長が期待できる分野ではないでしょうか。

企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速しており、SaaS・クラウド・AIを活用した業務効率化や新規ビジネス創出のニーズが増えているからです。

以下のような領域でITコンサルタントの需要が高まっているので、気になる方はチェックしてみてください。

領域とその理由 代表的な技術・ツール
【SaaS導入コンサル】
業務効率化やコスト削減を目的に、多くの企業がSaaSを導入
Salesforce、SAP、Microsoft Dynamics、HubSpot
【クラウド移行・最適化】
オンプレミス環境からクラウドへの移行ニーズが増加
AWS、Azure、Google Cloud、IBM Cloud
【AI活用・データ分析】
AIを活用した業務自動化やデータドリブン経営の推進
TensorFlow、PyTorch、BigQuery、Snowflake

企業はクラウドやAIを活用することで、システムの柔軟性を高め、業務を効率化し、コストを削減できるため、ITコンサルタントの専門知識を必要としているとお考えください。

さらに、SaaS・クラウド・AI領域のITコンサルタントには、以下のようなスキルを持つ人材は市場価値が高いです。

  • クラウドインフラの設計・運用スキル(AWS、Azure、GCP)
  • SaaS導入・業務改善のコンサルティング経験
  • AI・機械学習モデルの設計・活用スキル
  • データ分析・BIツールの活用スキル(Tableau、Power BI)

技術的な知識だけでなく、業務プロセスの最適化やデータ活用のスキルも求められるためですね。

また2025年現在、特にAIやクラウド活用のコンサルティング需要が急増しています。

そのため、未経験者でもデータ分析やクラウドの基礎スキルを身につけることで、ITコンサルタントへのキャリアチェンジもしやすいと考えられます。

SaaS・クラウド・AI領域のITコンサルタントは今後も成長が期待される分野でITコンサルタントを目指す方にとっては、魅力的なキャリアパスのひとつといえるのではないでしょうか。